「戦後史は、5の倍数を基準年として考える」の法則発令 |
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2020年 03月 11日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。 ということで、学校が休校になりあまり忙しくない日々。国公立大学の前期入試結果が出そろったが、この件に関しては封印。 別なことを書きます。 ワタシは、「政治経済」や「現代社会」を教える仕事をしておりますが、その中の一節に「戦後日本の歩み」なる分野があります。ここを一気に勉強しようとする時、 これなら覚えやすいと編み出したのが、5の倍数をきっかけに理解する方法。 1945年 敗戦 1950年~1951 朝鮮戦争・サンフランシスコ講和条約で独立 1955年 自由民主党立ち上げ(55年体制) 1960年 日米新安保条約・国民所得倍増計画 1965年 1年前に東京オリンピック 1970年 大阪万博、高度経済成長の終わり、1971年にはニクソンショック続いて1973のオイルショック 1975年 第1回サミット(オイルショック後の混乱経済を立て直す) 1980年 この1年前が第2次オイルショック。 黄金の80年代の幕開け(ジャパンアズNO1) 1985年 日航ジャンボ機墜落事件&プラザ合意 1990年 バブル絶頂期 1991年~バブル潰し始まる、世界は冷戦終結からの湾岸戦争 1995年 阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件・オウム真理教、政治は、自社さ連立政権 2000年 これは2001年と覚える、2001年の9.11ヤラセテロ 自作自演「テロとの戦い」始まり 2005年 小泉時代の中心 郵政民営化法成立 2006年に小泉政権の終わり 2010年 2009年民主党政権 2011年に東日本大震災 2015年 安部晋三のアベノミクス時代(ちなみに、消費税値上げは2014年) 2020年 コロナウィルス世界的大流行・東京五輪中止(予測だけど) なんとなく、ある種の法則を感じる。 特に、1990年からは、必ず10年ごとに大きな出来事が起きている。ここでの議論には、2000年だろう2001年だろうが、堅いことは言わない。 とにかく、世界も日本も10年たつと大きく世界が変わるのだ。 2020年も案の定、この法則が発令された。 10年ごとに景気変動の大きな波が起きることを発見したのは、フランスの経済学者ジュグラー先生だが、決して偶然では説明できないでしょ、この法則は。 今、大地震も闇の勢力とか、コロナウイルスは軍隊の研究所がまき散らしたとかいう「陰謀論」には言及しない。 結果論でしか言えないことだが、10年に一度の大転換はまさしく生きている。 2020年のコロナウィルスはこの冬だけの収束は絶対不可能だろう。ヨーロッパでも今後大流行が起きるし、アメリカの感染者も一気に退治することは不可能である。 もう、日本人のすべてが、「感染者はもっと多いのだが、韓国や中国、イタリアと比べて、検査数が圧倒的にすくないのだから、発見できない(しない)のは当然」と思っている。 つまり、「おそらく東京五輪は開催できないだろう」と思っているのだが、それを言い出せないでいる状態だ。 どこかのツィッターに書かれていたが、 テレビのニュース番組で、コロナウィルスの感染拡大のニュースのあと、マラソンの優勝選手にオリンピックの抱負を答えさせることなんて、もはや喜劇に過ぎない。 #
by tommyjhon
| 2020-03-11 01:24
| 現代社会の授業
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