10連休まであとあと3日 |
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2019年 04月 24日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。 日本史上はつの10連休まであと3日 忙しさはハンパない。進路室には、様々な文書がバンバンやってくる。一つ一つに目を通すだけで30分位かかる。一番多いのは大学見学会や大学説明会の開催案内なのだが、それこそ、関東圏や関西圏、中京圏の私立大学は、ほぼすべてやってくる。そして、ほぼすべて行かない。全部がゴミの山になる。 中には、非常に大切なお手紙が5%ほど含まれていて、これを紛失するとあとで大変なことになる。その仕分けお大変なのだ。 大切な会合や集会は、だいたいが5月の中旬に集中しており、体がいくつあってもたりない。いろんな人にお願いして分散して出かけてもらうのだが、それらもすべて10連休までに整理して差配しなければならない。 昨日、3年生の学年集会があり、一応進路部長として学年デビューを果たした。これらも、教務部長時代にはなかったことである。それなりに1年間の年間指導計画や心がけなどを話した。特に主張したのは「勉強方法の改善」なのだが、集会が終わった後、若い有望な英語教員から、「センセ、お話いただいたことは、僕が英語の授業で前回話したことと全く同じでした。びっくりしました。嬉しかったです」と感謝の言葉っぽい言葉をいただいた。「そうですか、生徒も2回繰り返し聞いたら理解してくれるでしょう」と答えておいたが、本音では、「なんだ同じレベルか(悲)」と少し悔しい。次の「進路部長の話」では、絶対に“初めて聞きました”というコメントを引き出してやろうと思う。 週に一度、進路部の会議がある。毎週議題がある。しかも重要な議題ばかりだ。重要な議題が多くなることは、(授業以外の)仕事が多くなるので、進路の仕事が多くなることは(それなりの)上司としては避けたいことである。したがって、上手に上手に仕事を他の部署に押しつけることも仕事の一種なのだろう。このあたりは、日頃、日本の官僚制度(無責任・たらい回し・事なかれ主義)を批判していたワタシとしては、言動不一致になってしまう。これも悩ましいことなのだ。 でもでも、避けて通れないこと避けられない。中でも今、生徒を一番悩ませているのは、GTECである。 業界の方々は、もうみんなが知っているが、教育産業以外では耳慣れない言葉であろう。これは、某受験ビジネス最大手のBネッセが開発した英語4技能判定テスト(読み、聞き、書いて、話す)である。 文科省が英語検定を大学入試に取り入れると発表した途端にBネッセが提案したツールであって、ここはなんとなく癒着っぽい。ワタシの感覚では、Bネッセ(今やしまじろうから大学まで、時には生涯学習までも担当しようとしているまさしく「ゆりがごから墓場まで」の会社)は、日本マクドナルド社をV字回復させた、原田泳幸がCEOになった頃から、政治臭がぷんぷんしていた。 このGTECがなぜ、生徒を悩ませるのか? それは、生徒個人がGTEC受験のために、個人登録をしなければならないからで、生徒一人一人がスマホを駆使して、個人IDを取得し、パスワードを取得して、登録をしなければならない。しかも、このBネッセは、2014年に個人情報流出事件を起こしたこともあって、システムが妙に複雑であって、高校生が使いこなせない登録方法なのである。もちろん、簡単にできる生徒も多いが、中には、「もう、GTEC大嫌い」と愚痴をこぼす生徒もいる。 Bネッセさんは、大学受験の最大のパートナーであって、お仕事やコンテンツを依存している部分も多い。担当している人間とはうまくやっている。このブログをきっかけに縁をきられたら大損害になる。したがってこれ以上かけないが、このGTEC登録が高校生にとって大きな障害になっていることは間違いないのであるから、社をげて改善に取り組んでほしい。 ・・・・・なんとなく、進路部長って仕事は、書くこと(書いてよいこと思われる)が、たくさんあるなあ。職場仲間に理解されずに県教委だけを相手にしている仕事の多かった前職(教務部長)とは、このあたりも全く違う。 では、皆様、残り3日間、がんばりましょう!
by tommyjhon
| 2019-04-24 05:58
| 現代社会の授業
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