全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、久しぶりの投稿ですが、それなりに理由がありまして、とにかく忙しいのです。普通の忙しさなら無理できますが、今の時期は、「成績」とか「調査書」とか「○○証明書」とか、絶対に間違ってはいけないものばかりなので、かなり神経を消耗します。に加えて、とうとう“個人的な質問”とか“添削以来”が急上昇してきました。7番目の教科を自負している身としては、「とうとう公民まで、手が回るようになったか(嬉)」と感動してます。
今日も、朝から某○○の成績を考えなければいけない。
てなわけですが、読者の皆様にも、何らかのお土産を書かねばならない気もするので、今回の1年生期末試験に出題した問題を公開してみます。暇つぶしにやってみてください。テスト範囲は、「選挙」と「経済原論」です。 当然全てでは無く、一部を公開(本当は全部公開してもいいのですが、画像とかが貼り付けられないので無理だとわかりました)。問題番号は順番になるように編集しました。
問1 文中の空欄(ア、小選挙区制度の成立年)に適切な数字もしくは語句を入れよ。
(ア)は、次の年号から選べ 1960 1975 1994 2014
問2 下線部①において、日本で男女平等の普通選挙権が実現したのはいつか?次の中から選べ。
A:1889年 B:1925年 C:1945年 D1950年
問3 下線部②の定義を述べよ。
②とは、大選挙区制のこと。
問4 下線部(エ・選挙運動のこと)に関する記述として誤っているものを,次の①~④から一つ選べ。
① 選挙運動とは,候補者を当選させようとして,本人・支持者・政党などが行う運動のことをいう。
② 選挙運動で使用することができる文書には規制がある。
③ 定められた選挙運動期間以前に選挙運動をすることは禁止されている。
④ 候補者の配偶者が買収罪等の悪質な選挙違反を犯して禁錮以上の刑に処せられても,候補者の当選が無効とされることはない。
問5 平成27年6月、公職選挙法等の一部を改正する法律が成立した。これにより、年齢満18年以上満20年未満の者が選挙に参加することができることになった。
次の文章が正しい場合には○、誤っているものには×をつけよ。
ア) 18歳以上の者は政治的なデモに参加してよい。
イ) 選挙期間中、18歳未満は、メールで投票依頼をしてはいけない。
ウ) 選挙期間中、立候補者は電話で投票依頼をしはいけない。
エ) 選挙期間中、18歳以上のものは、SNSで意思表明をしてよい。
オ) 選挙期間中、18歳以上の者は、友人に投票依頼をしてもよい。
カ) 投票日の午前中まで、立候補者は選挙活動が出来る。
キ) 不在者投票を、家族に依頼してやってもらうことが出来る。
問6 (ウ インターネットのこと)が普及することで、マスメディアにおける新聞、テレビの影響力が減少すると考えられる。テレビ、ラジオは、放送法第4条で、「政治的に公平であること」「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と、規制されている。インターネットのサイトが「言論の自由」関して、それほど、法的に規制を受けない理由を説明せよ。
問7 年齢満18年以上満20年未満の者が選挙に参加することができることになったことの大きな理由は、若者の政治的無関心をなくし、若者の積極的な政治参加を促す目的がある。では、より以上に若者の政治的な関心をもたらすためには、どのようなことが考えられるか? 被選挙権の観点から意見を述べよ。
問8 下線部⑦(政党のこと)について、政党のはたす機能について、次の単文に適語を入れて完成せよ。
・( ア )を育成し,補充する。
・国民の政治理解を深め,政治意識を高めるための( イ )を行う。
・国民のなかにあるさまざまな意見や利益を表出させ,それを( ウ )
・綱領やマニフェストなどによって政治的争点を明示し,( エ )する。
問9 小選挙区制の欠点に、「死票」が多い、「民意とは違う候補者が当選する場合もある」という点があげられる。この2つの欠点を、ABCの三人の候補者が立候補した場合を考えて、説明せよ。
問10 問9にあげられた欠点があるにも関わらず、日本が小選挙区制を導入した目的を、中選挙区制の時代と比較してのべよ。
問11 小選挙区制と比べて、比例代表制の数学的に優れている点を述べよ。
答は、自分で考えて下さい。(大人でも)論述問題が案外と難しいでしょ。
それでは、トミッキルーペでお勉強。上の問題とは関係ないけど・・・・