三者面談 |
例えば、「今度の休み、遊びに行かない?」と尋ねた場合は、YESの可能性は50%です。
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2018年 07月 31日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。 ということでとうとう夏休み。ただ今、どこの高校でも三者面談の真っ最中!(ではありませんか?) もう、担任を離れて10年が経つので、実は三者面談から離れて久しいのじゃ。最後に三者面談をやったクラス(あの伝説の理数科)の保護者達はもうそろそろ還暦に近いお年頃になっている。お元気でしょうか? ということで、ワタシが三者面談で、保護者の方にお願いしていたこと。 「あきれて物が言えないわ(怒り)」と言いながら一時間も説教しないで下さい。 似たようなバージョン。 「子供に任せている」と言いながら進路に口出さないで下さい。 同じバージョン。 「我が家(うち)は貧乏だからね、国公立大学しか出せないわよ」と言いながら、高級車に乗らないで下さい。 こういうのは、心理学で ダブルバインド(二重拘束)といいます。 よく人間を、“意志のない”ロボット人間を作るためのに洗脳するのに使うのですよ。 このダブルバインドを上手く使うと、相手を完全に思考停止に陥らせることができます。 そして、 子供達(生徒達)は、自分の夢を叶えようというよりも、ダブルバインドから逃れようととして、自分の進路希望を作りあげます。 親がダブルでバインドしていくと、どんどん生徒は思考停止に陥ります。そうやってロボット化されていくのです。 最後には、こんな会社で働かせられるのですよ。 でもでも、ダブルバインド仮説は、恐ろしい使い方だけではありません。 皆様が使える、超カンタンなダブルバインドテクニックを、昔、ワタシと三者面談をやっていただいた、もうすぐ還暦世代の方にプレゼント (さきほどのサイトからコピッペですけれど) 恋愛シーンでは、YES or NO を選ばせるのではなく、 YESを前提としたメタメッセージで尋ねることで承諾率を上げられます。 例えば、「今度の休み、遊びに行かない?」と尋ねた場合は、YESの可能性は50%です。 これを「今度の休み、遊園地か映画に行かない?」と尋れば、どちらを選んでも遊びに行くことには100%のYESをもらえることになります。 そうか、三者面談に来ていただいたお母様も、その20年くらい前には、こうやって騙されていったのか(感慨深いなあ)
by tommyjhon
| 2018-07-31 06:17
| 現代社会の授業
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