さすがにワタシもモリカケ問題に飽きてきたので・・ |
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2018年 05月 29日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。 ということで、久しぶりの更新。それなりに忙しいのでござる。 ブログタイトルが“世相を斬る”なので、世相の話はそれなりにしてきたつもりだが、さすがに森友学園も加計学園も、そろそろ飽きてきた。日大アメフト部事件も、もう処分して終わりにしてもいいような感じがある。指導者全面交代、1年間の活動停止くらいが妥当なところだ。 でも、そうやって国民が飽きてきたころに、 「様々な疑問点や不透明なところもあるが、(多数決の原理に則って)原案どおりにことにしましょう。」というのが世間の流れそのものである。 野党としては、安倍晋三の明らかな不正を黙って見逃すわけにはいかないので、もう引くに引けないところまできているのだろうが、所詮、森友も加計も、利益や損害をうける当事者数が少なすぎる。利害関係者が少ないので、国民としては、自分の懐がそれほど痛まない。国民としての損害は、“これほど嘘つきな人物が総理をやっている”ことくらいだろう。 よく考えれば、朝鮮半島における拉致問題も、利害関係者はそれほど多くない。 安倍晋三大嫌いなワタシ、自民党大嫌いなワタシでも、さすがにもっと重要な問題があるだろう!と思うようになってきた。 では、もっと重要な問題とは何か? この狭くて、小さくて、勤勉な国民の数が1億人以上もいる、日本が今後どうやって生き延びていこうか?という話である。 1)「少子化」という話をほとんど聞かなくなった。 より露骨に、「人口減少の後には・・・」と考えるように日本が変わってきている。日本人は、どことなく、人口減少社会を是認にて、だんだんと小さな国になっていこうと考えてるのかもしれない。 2) 中国の経済的な発展を敵視しなくなった。 今までは、中国社会の悪口ばかり書いてきたのが日本のジャーナリズムであった。ボロい中国製品とかパクリ商品とか、独裁国家はすぐに滅びるとか・・・・・ でも、経済的に停滞している民主主義風の国家よりも、どんどん豊になっていく中国の方が、実はよっぽどいいかも?と気づき始めたのかもしれない。 3) インフレとかデフレとかの話がなくなった。 2000年代、日本は凄いデフレーションに見舞われた。“価格破壊”という言葉を思い出して欲しい。当時、日産のマーチやマツダのデミオなどは、安車の典型とされ、なんと車両本体価格は100万を切っていた。車が100万円以内で買えたのである。それが今では、軽自動車だって、へたをすると200万くらいにはなっているのである。 2013年あたりで、安倍晋三や日銀の政策が、2%のインフレ目標設置になった。ところが、いつまでたっても2%のインフレ目標は達成されていないらしい。 昨日の国会質問でも、安倍晋三が、「インフレ達成目標も達成されていないので、今後とも政権を維持していきたい」と述べた。・・・・つまりインフレではないのだ。 ・・・・・・ところがところが、さっきの乗用車の話ではないが、世の中の生活必需品はどんどん高くなっている。 ペットボトルのジュースは、160円や180円が登場した。気の利いたお弁当は、確実に500円以上である。この頃のコンビニは高い! 昔、マクドナルドのハンバーガーは100円以下だったが、今のハンバーガーがだいたいが200円である。 ガソリン代は知らない間に1リットル150円くらいになった。 TVでは、お買い得なスマホとその割安プランの話ばかりしているが、家族全員がスマホを持ち、家で快適なインターネット環境を維持するとなると、確実に3万円以上になる。お買い得な契約をしているはずなのに、案外高額なのだ。 今の、経済政策って、庶民はインフレに苦しんでいるのに、なぜ、インフレが統計に表れないのだ? これが最大の問題だと思う。 ・・・・・そしてそして、利子は全然ない。もう20年以上ゼロ金利政策が続いているので、まったく預金が増えない。 ビットコインなど、儲け話は多いが、その儲け話は、「世の中は、全然儲からないけれど、あなただけは儲かります」というメッセージであって、国民全体が豊になるというメッセージでは絶対にない。 もう一度、自民党政権の経済政策を検証してはいかがかな?
by tommyjhon
| 2018-05-29 05:49
| 現代社会の授業
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