全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。
ということで、本日から中間テスト。
昨日まで、一泊2日の旅に出ておりましたが、準備は万全です。
①現代社会は予告問題。
昨年から実施しているが、今年も予告問題を出題する。もう1週間前にテストの内容は配った。(20点分)、これには意味があって、ただ今の学生に求められているのは、「学力の3つの要素」である。それは、
文科省からのコピッペ
学力の3つの要素である,基礎的・基本的な知識・技能,知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等及び主体的に学習に取り組む態度に関する評価の在り方について,観点別学習状況の評価の観点を整理すること等により,明確にする必要がある。
という課題の中で、
思考力・判断力・表現力等及び主体的に学習に取り組む態度
をどのように評価するか?
という取り組みに関して、ワタシなりに出した方法の一つである。生徒の学習への取り組みは、別に授業中やテスト中の仕事量だけで評価すると、どうしてもオーバーフローになってしまう。量が多すぎるのだ。そこで、「思考力」や「表現力」を評価するために、事前に問題を与えておいたのである。
今回は、「文章の構成力」と「日本における観光産業の課題」を出題した。
べつに、みんなで教え合っても構わない。グループで同じ答えでも構わない。
<これも、文科省のコピッペ>
指導方法の不断の見直し
- 変化を見通せないこれからの時代において、新しい社会の在り方を自ら創造することができる資質・能力を子供たちに育むためには、教員自身が習得・活用・探究といった学習過程全体を見渡し、個々の内容事項を指導することによって育まれる思考力、判断力、表現力等を自覚的に認識しながら、子供たちの変化等を踏まえつつ自ら指導方法を不断に見直し、改善していくことが求められる。
- このような中で次期改訂が学習・指導方法について目指すのは、特定の型を普及させることではなく、下記のような視点に立って学び全体を改善し、子供の学びへの積極的関与と深い理解を促すような指導や学習環境を設定することにより、子供たちがこうした学びを経験しながら、自信を育み必要な資質・能力を身に付けていくことができるようにすることである。そうした具体的な学習プロセスは限りなく存在し得るものであり、教員一人一人が、子供たちの発達の段階や発達の特性、子供の学習スタイルの多様性や教育的ニーズと教科等の学習内容、単元の構成や学習の場面等に応じた方法について研究を重ね、ふさわしい方法を選択しながら、工夫して実践できるようにすることが重要である。
- 1)習得・活用・探究という学習プロセスの中で、問題発見・解決を念頭に置いた深い学びの過程が実現できているかどうか。
新しい知識や技能を習得したり、それを実際に活用して、問題解決に向けた探究活動を行ったりする中で、資質・能力の三つの柱に示す力が総合的に活用・発揮される場面が設定されることが重要である。教員はこのプロセスの中で、教える場面と、子供たちに思考・判断・表現させる場面を効果的に設計し関連させながら指導していくことが求められる。 - 2)他者との協働や外界との相互作用を通じて、自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程が実現できているかどうか。
身に付けた知識や技能を定着させるとともに、物事の多面的で深い理解に至るためには、多様な表現を通じて、教師と子供や、子供同士が対話し、それによって思考を広げ深めていくことが求められる。こうした観点から、前回改訂における各教科等を貫く改善の視点である言語活動の充実も、引き続き重要である。 - 3)子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につなげる、主体的な学びの過程が実現できているかどうか。
子供自身が興味を持って積極的に取り組むとともに、学習活動を自ら振り返り意味付けたり、獲得された知識・技能や育成された資質・能力を自覚したり、共有したりすることが重要である。子供の学びに向かう力を刺激するためには、実社会や実生活に関わる主題に関する学習を積極的に取り入れていくことや、前回改訂で重視された体験活動の充実を図り、その成果を振り返って次の学びにつなげていくことなども引き続き重要である。
と記載されているのである。要するに、“みんなで、話し合ってより良い解決策を探ろう”というものだ。
・・・事前に、予告しておいて、何が悪い!
みんなで、話し合って何が悪い! のだ。
さあ、テスト勉強は、「たった一人で勉強する」という凝り固まった概念を突破しよう!
② テスト中は保護者説明会も続く。
本日は、2年生対象の保護者説明会、明日は、1年生対象の保護者説明会がある。
どちらも、教務部長(学校でのワタシの立場)として、壇上にたって保護者の前で、来年度の某S水東高校の教育に関して説明しなければならない。
このための仕事を、夏休みからずっと続けてきた。
もちろん、県立高校であるから、この改革には教育委員会の許可が必要であって現在、申請中である。おいおい、ブログ中でもお知らせしていくが、これは、生徒にとっても教員にとっても必ず、Win&Winの関係を築くものである。
何となく、“給料並みの仕事”はしているなあと思う。
「人様の税金で喰っていくことを簡単だと思うなよ!!!!!!!!」と生徒にはよく言い聞かせている。
もちろん、
「文系の生徒は、何も富(とみ)を生み出していない、ただ、転がしているだけだ」とも言っている。
そそもそれなりに大変なんだ。