世界史Aが面白い |
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2017年 05月 13日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。 ということで、GW明けのフル一週間が忙しかった。とりあへず来週の火曜日から始まるテストのめどがたったので一安心。 <現代社会のテスト作成コメント> ますます読解力を試す試験にグレードアップしてきた。20年前テストに比べてどんどんイイテスト(自称)になっている。ワタシのテストコンセプトは、「60分間、もっている頭脳をフルに活用する」である。覚えてきたから出来る、覚えていないから出来ない、というレベルから脱却しているつもりである。もちろん、最低限の知識の定着は必要ではある。 <3年政経のテストコメント> 日頃から、勉強しなくてイイと言っているので、絶対勉強しないでください。4月~5月に学習した箇所も出題はされますが、テスト勉強は必要ありません。今は「政治経済用語に慣れる時期」です。財政とか社会保障とか公的年金とか国民所得とか景気変動とか・・・・・こういう政治経済用語をまずは一通り目を通す時期です。・・・・絶対に勉強しないでください。 そして、2年生の理系で展開している「世界史A」が面白い。 理系の世界史Aという科目は、いわゆる教養科目であって、知識の習得を義務づけられていない(受験と関係ない)。だから、ワタシも割り切って1年間を“テーマ設定”“調べ学習”“プレゼンシート作り”“プレゼン”のサイクルでやり続けることにした。昨日、プレゼンの第1回目を行った。 もちろん、どのようなテーマを選択するか? どのようにプレゼンするか? 指導は一切していない。ただ一つ、生徒に条件をつけたのが「理系っぽくやれ」「理屈っぽくやれ」 である。 そして、様々な研究と考察が飛び出してきた。 「馬がなぜ武器として使われたのか?」 「古代の戦争で一番効果的な殺傷方法は、撲殺である!」 「ゼロは、ないことをあらわす表記である」 「アッコールワットに恐竜がいた!!!」 ・・・・・まだまだ、ベタな歴史から抜け切れていない生徒も多いが、それは文系の「文献学」系統の学問であって、理系の諸君がそれに引きずり回される理由はない。 中には、宋の三大発明品である指南魚
のプレゼンをしてくれた生徒もいた。 ・・・・どうでしょう? こちらの方がはるかに「理系が学ぶ世界史A」という感じではないでしょうか? この「世界史A」、今は古代史あたりを割り振っているけれど、これがどんどん現代に近づいてくるとはたしてどうなるのだろう? ワタシにも判らん! 授業は、生徒と一緒に作っていくのじゃ!
by tommyjhon
| 2017-05-13 06:02
| 現代社会の授業
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