大学説明会で余計なことを考えた・ |
今回の伊勢志摩サミットは、日本のおもてなしとするとマスコミは報じていますが、オバマ大統領を始め参加国の半分の首脳が夫人を同伴させておらず単身となると言われており華々しいサミットとしては異例の様相を呈しています。
これは一体どういうことでしょうか?
地震の恐れがあるとして敬遠されたのか、放射能なのか、それとも単にスケジュールが合わないだけなのかわかりませんが、サミットとしては極めて異例の様相を呈しています。
また中国・ロシアの参加もなく、こじんまりしたサミットを目指したのかもしれませんが、世界第2位のGDPを持つ中国を呼ばないサミットは意味がないとも言え、議論を徹底して戦わせて、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり首脳間で議論する場がサミットでも良かったはずです。
先進7ケ国だけでなく、少なくとも中国を入れて徹底した議論をすれば、また首脳間で心の繋がりも出来、不測の事態を回避できることもあり得ます。
真正面から議論を戦わせてそれで「間違いは間違い」と認識させる・認識する必要があるのではないでしょうか?
巨大大国中国を議論から外せば、今後混乱・疑念が生じるかもしれません。
<貼り付け終わり>
ということで、ドメステックな話題になるが、
先日、静岡市にある某有名私立大学、常葉大学の大学説明会にお邪魔した。その中で、常葉大学が学生数8千人(うろ覚え)の静岡県では断トツ1位の規模を誇ることを強調しておられた。確かに、常葉大学OB&OGは静岡県内であまねく活躍していらっしゃるので、もはや静岡県にはなくてはならない大学となった。鈴岡市内の高校も常葉大学には相当数がお世話になっている。常葉大学の付属校か?と揶揄される学校もあると聞く。わが某S水東高校も例外ではなく、数多くのOBがお世話になっている。
その常葉大学は、この度、キャンパスを大幅に配置換えする。草薙駅北口にぽっかりと空いた、旧ポーラ化粧品の工場跡地に、主要学部を移転して、瀬名キャンパスは縮小され、富士キャンパスはなくなるようだ。学生を常葉大学に送る立場から言えば、交通の便抜群な草薙駅前というのは歓迎すべきだはある・・・・
が、「大学って相当、儲かっているなあ」
と思うわずにはいられない。
この大不況の世の中で、もはや家族の希望は子供達(しかも絶対数は少ない)だけになった。だから進学に関する投資だけは値切らない。
蛇足だが、静岡駅前に華々しく開校した某学習塾は、夏期講習だけで40万円だそうだ。信じられない???
そんな感じを抱いている昨今、こんなネット記事を見つけた。
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1057800301.html
<貼り付けはじめ>
2016年05月24日
本ブログはいままですでになんどか,各大学(私立のみならず国立も含めて)が新聞紙に掲載している全面広告のありように対しては,批判的に議論してきた。まず最初に,以下に,ここ2~3日〔2016年5月22日から24日〕の『朝日新聞』に出稿されていた「諸大学による全面広告特集」を,画像資料としてかかげておく。議論はそれからである。( ↓ いずれも,画面 クリックで 拡大・可) 【大学が一般社会向けの広告予算を確保できるのであれば,その経費は奨学金に転用するか,学費などを値下げするために充当するほうが,よりまっとうな支出の仕方である】 【広告の実際的な効果が不明である,大学が出稿する新聞紙への全面広告は,基本的に社会的にぜいたくであり,単なるムダである】新聞紙上に盛行する大学全面広告は教育社会的な有用性があるのか?
<貼り付け終わり>
・・・・以下は、ブログ(論文)をお読みください。
全国紙で一面広告を出すと、なんと2億円だそうである。
http://livedoor.blogimg.jp/bbgmgt/imgs/e/b/eb07a90d.jpg
大学は2億円も広告に払うのだったら、そのお金を奨学金に回せとという論理だ。
また、筆者は、専門的に新聞広告における大学広告の無価値さを分析している。・・・相当面白い。
てなわけで、私立大学も相当蓄財しているに違いない。
パナマ文書には大学関係の名前は出ていないが・・・・・・・どこで運用しているのだろう?