年明け早々の経済危機 |
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2016年 01月 05日
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。 Tommyセンセです。 ということで、世界のオール株安が止まらない。 日本は大発会なのに、まるでご祝儀相場にならずに、大幅安。中国も、全面安でなんとサーキットブレーカーなるものが発動され取引停止になった模様。日本では夜中のNYでも、大幅安。 これはこれは、新年早々の一大事である。 とはいうものの、別に恐れることはない。アメリカも中国も日本も、超金余り政策の真っ最中なので、そのバブルが株にベタッとへばりついていただけの話である。実体経済は何ら変化はない。我々庶民は、それなりに生活できている。 そもそも、金融とは、「余っているお金を、足りないとことに用立てること」なので、株式に投入される金は、基本的に余っているお金である。株で儲ける人も損をする人も、基本的には余っているお金で勝負する人々であるから、まったく個人に変化はない。 日本の庶民にとっては、そんなことより今の物価高を何とかしてほしい。 正月の爆食生活で学んだことは、各種スーパーで売られているおつまみ類のトレイが、“チョー底上げ容器”に変わったことだ。値段が同じでも中身はどんどん減っている。(かまぼこもだて巻きも小さくなった) 愛用するコンビニの弁当も、昔より50円は確実に高い!「お弁当50円引き」とキャンペーンをはってもまだ高い! どんどん弁当ののり弁は今や300円である。(つい最近までは280円だったはず) しかし、これがアベノミクスそのものであって、 “デフレ脱却”が合言葉であるから、ものの値段が高くなることが正しいということなのだ。デフレ脱却と同じ意味を、まったく逆の言葉で、インフレーションという。 インフレーションとは、物価が上がることをいうのだが、それは、貨幣価値が下がることと同義である。 だから、デフレーションは、貨幣価値が上がることだ。 何を言いたいか? 貨幣価値は、購買力である。 年収300万の世界で、自動車一台130万(これが白川日銀総裁の時代)と、年収330万の政界で、自動車一台200万(アベノミクス&黒田日銀総裁時代)の世界とどちらがいいのだろうか? ワタシは昨年の12月にオーストラリアのシドニーに行ったが、もう物価が高くて辟易した。 アメリカに行った生徒たちも、物価が高いと嘆いていた。 数年前(安倍が首相になる前)は、おそらく、日本は世界一物価が安く、しかも、安全で、しかも雇用が安定している国ではなかったか? 結論。 この世界同時株安の反動で、円相場が1ドル119円になった。なぜだか知らんが(おそらく日本は世界一経済が安定している国と考えられているのだろう)、世界が大不況になると、日本の円が急騰する。 もし、2016年が世界同時不況に陥ると、どんどん日本の円は高くなる。 そして、それは良いことである。 なぜに、日本は1985年から1991年までバブル経済(好景気)だったか? 基本的には、「円高なのに、製品が売れた」からである。 まっ 世界中に余っているお金が、どんな感じで大暴れするかを、じっと見ていよう。
by tommyjhon
| 2016-01-05 04:42
| 現代社会の授業
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