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2015年 09月 01日

中国の内陸部を見た

全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommy先生です。

たしか雨で野球の練習試合が中止になった日曜日、上に貼り付けた番組を観た。
テレ東で放映した『絶景ハウス4』というヤツである。
その20分過ぎあたりから、「中国のグラドキャニオンにある絶景一軒家を探す」というレポートがあった。
恥ずかしいかなこんな絶景があるなんて知らなかった。
e0041047_05262413.jpg
スゴーーーーイ!! 
このサイトにまとめて画像がある。
http://wondertrip.jp/asia/15224.html
この絶景を見るためには、西安に飛行機で飛び、蘭州というところまで自動車で移動し、張掖(ちょうえき)市までは鉄道で1000㎞の道を行かねばらならないそうだ。
しかし、番組でチラチラ映っていたこれらの中国内陸部にある都市の発展ぶりが凄い。
西安は歴史の授業で良く出てくる古都だからよく知っている、人口800万だそうだ。
次に登場したのが、蘭州(らんしゅう)という都市で


e0041047_05401151.jpg
これも凄い大都会である。
そして、この東洋のグランドキャニオンがある張掖(ちょうえき)市も人口は120万人だそうだ。

我々一般の日本人は、経済発展している中国の象徴は、上海などの沿岸部だと思いこんでいる。でも中国の経済発展のすごさは上海だけではない。ワタシ達日本人はNHKの「シルクロード」で見た映像しかイメージできないが、もはや中国の内陸部は砂漠ばかりと思っていたら大間違いである。内陸部に点在するオアシスか発展した都市はどれも100万人規模の大都市ばかりだ。

テレビを見ていて、東洋のグランドキャニオンにも感動したが中国の発展ぶりにはもっと驚いた。

 そもそも、日本で「対米従属」を唯一の国是だと思いこんでいる悪徳ペンタゴン(政界・財界・官僚・マスコミ・アメリカ人)は、中国をいつでも敵視し、“中国こわいこわい”と我々を洗脳しているが、もはや、中国の経済発展が世界の経済を左右しているのである。
 昔は、「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」とまでいわれたように日本はアメリカ経済に依存していた。しかし、この夏、「中国がくしゃみをすれば世界が風邪を引く」状態であることがはっきり証明された。中国バブルがはじけると世界は大混乱になるのである。

黑田日銀総裁のNYでの発言がニュースになっている
<貼り付け始め>
日銀の黒田総裁は26日、ニューヨークで講演し、世界の金融市場を揺るがしている中国経済について、上海市場での株価の急落はあっても中国政府には政策対応を取る余地があり、ことしと来年にかけては6%から7%の高い経済成長を維持できるという見通しを示しました。
アメリカを訪問している日銀の黒田総裁は26日、ニューヨークで講演しました。この中で黒田総裁は世界的に株安が連鎖する発端となった中国経済の現状について、「上海市場で株価が急落するなど市場の混乱はあったが、中国政府には政策対応を取る余地がある。長期的には、経済は減速するがことしと来年にかけては6%から7%の高い経済成長を維持できるだろう」と述べました。  
<貼り付け終わり>
まるで、中国に物乞いをするような姿勢だ。しかも場所がNYである。
つまり、「日本もアメリカも、中国がこのまま経済成長していかないと自分の国がもたない」と白状したのだ。

 そういえば、我々50代の中年男達が10代の頃、あの(アメリカべったりの)読売新聞系列日本テレビが「アメリカ横断ウルトラクイズ」という大ヒット番組を製作していた。“ニューヨークへ行きたいかーーーーーーー”“オーーーーーゥ”というキャッチコピーであった。
でも、今やテレビ番組でのアメリカ合衆国ロケはほとんどない。というよりここ数年見たこともない。日本人が興味を失ったのか、映像的に見るべきものがないかのどちらかだろう。

 配信されてくる度に、じっくり読んで勉強させてもらっている田中宇(たなかさかい)氏のサイトhttp://tanakanews.com/(有料よ)で、中国とサウジアラビアが今年に入ってバンバンとアメリカ国債を売却している書かれていた。
中国はアメリカ国債の保有額が世界第一位で、サウジアラビアが第3位だ。もちろん第2位は日本である。
 アメリカは世界第一位の超借金大国である。もしアメリカ国債を両国が売り出したらアメリカ国債は暴落し、アメリカ経済とアメリカ政府は大損をし、破綻する。
そうなったら、世界のドル決済体制も終わり新しい経済秩序がつくられるのだろうが、日本という国はいつまで「対米隷属一辺倒」でいくつもりなのだろう?

我が某S水東高校は、2年生の冬(ワタシ的には今年)にオーストラリアシドニーに研修旅行に行く。かれこれ20万円もかかる。オーストラリア行くことも意義あるものとは思うが、ちょっと高い。
でも、もし「中国に行きましょう」と提案したら、相当な反対がでるだろうきっと。
何でだろう?


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by tommyjhon | 2015-09-01 06:14 | 現代社会の授業 | Comments(0)
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