時間割編成会議 |
本日は、新年度に向けての職員会議などなど、一日中会議漬け。
朝いち、職員会議→転勤してこられる先生方と初顔合わせ。2年前はドキドキしたなあ
朝に、分掌会議→教務部・進路部・総務部・生徒部などなど、教員組織の重要なスタッフ会議。教員の世界は、「学年部」という繋がりと「分掌」という繋がりが複雑に絡まって構成されている。
その後、学年会議。来年の正担任や副担が決定される。ただし、生徒には絶対極秘事項
そして、教科会議。ここで、どの学年のどんな授業を担当するかが決まる。楽しみ楽しみ。
ワタシの教科の中心は、「1年生現代社会」と「3年生政治経済」の2つである。来年度は、2年の学年主任なので、2年生の授業(日本史とか世界史とか)を教えるかもしれない。この教科会議が今年1年の運命を決めるのだ。ただし、生徒には極秘事項。
ということで、ワタシが主に教えている「公民科」や「歴史」に関しては、巷からご指摘が多い。
“こんなことも知らないのか高校生にもなって”とか
“日本の歴史教育は、近代史を教えなさ過ぎ”とか
“国際社会では通用しない”とか
“政治の基本がわかっていない”とか
“経済の基本がわかってない”とか
“戦後史が歪んで教えられている”とか
“現代史は偏向している”とか
よくよく、文句を言われます。だかしかし、「基本」とか「基礎」とかという言葉の意味を、「地歴・公民」に当てはめて下さい。どこが「基本」でどこが「基礎」ですか? 歴史で言えば「偏向していない歴史」などありますか?
この「歴史」「政治」「経済」っていう科目は、最初が一番難しいっていう逆転現象があります。
「歴史」に関しては、“古代史”が一番難しいのです。だって、ほとんど資料がありません。映像もデータも新聞もありません。だから真実がわからないのです。それなのに、日本史や世界史は、当たり前のように古代史から教えていく。しかも、難しく!!!!! (理由は、大学で古代史の研究が盛んだからです)だから生徒が一気に歴史嫌いになるのです。そもそも、古代史の「基本」なんて先生から教わりましたか?
ワタシが理解した古代史(日本)の基本はこの2つです。
①縄文人と弥生人は別の民族である。故に日本人は混血。
②古代、日本の政治家は、バイリンガルであった。
いかがですかな?
さあ、時間がなくなりましたので、学校に向かいます。