2014年 10月 20日
遠足に関して、一言二言三言 苦言を呈す。 |
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommy先生です。
中間テスト&遠足の怒濤の1週間が終わり、本日から通常授業開始。
金曜日の遠足に関しては、あまりにも杜撰な旅行社(あえて、名前は隠すが、一流旅行社である。)の対応に、1年部の大多数の先生方のご立腹が納まらない。天気もよかったし、それなりに活動できたのでまあいいかって言う人もいるが、ここは主任として意見するとところは意見し、指摘するところは指摘していきたい。ただ今、抗議文を作成中。
ことの発端は、旅行社の営業担当が、入社したての若いねえちゃんであったことから始まった。
だいたい、学校の遠足の流れは、4月、5月に手配旅行担当の旅行社を数社呼んで、秋のバス遠足のバス手配の入札をする。今回は、その問題の旅行社が一番安い金額で入札したので、そこにお願いすることにした。私たちは、8月の終わりから9月中にかけて、クラスごとの反応を見ながら、クラスで行き先を決めていく。我々は、このバス遠足のコンセプトを「秋らしく、体験」と決めていた。だから、その旅行社のねえちゃんと、遠足担当の先生とクラス担任の先生とで、原案のやりとりが積み重なり、受け入れ側の都合も聞きながらプランを練っていく。
ところが、このねえちゃんは、学校に来るときは必ず、アイパッドを持参して、そこで画面を見ながら「ハイ、ハイ」ってうなずいているだけ、そして、先生方の出したプランを吟味・推考・取捨選択・確認をすることなく、一枚のペーパーにまとめるだけ・・・・・そこに、旅行担当としての提案もなければ意見もない。
そもそも、「より、楽しいご旅行を!!!! というホスピタリティが全然感じられない」のだ。
そして、遠足の当日、我々先生方と生徒は、想像と全く違い、もしくは、名目と全く違う現地の対応に、驚き、あきれた。
例えば、ワタシが同乗した○○HRの「ブドウ狩り&BBQ」プラン。
写真付きで、お見せしよう。

これは、バスの中で、提出物をやっているアホな生徒の写真。とりえへず載せてみました。

そして、ブドウ狩り、のハズなんだが、この子達の持っているビニール袋に注目。かれらが、やったことと言えば、写真中の甲斐路というブドウを収穫し、奥の方に実っていたピオーネらしい色の違うブドウを収穫するだけ。その場での味見はNG、一粒をつまむこともNG、ブドウ狩りではなく、単に「お土産のブドウを自分でとってくる」だけの作業であった。したがって、楽しそうな子供達も、ブドウだなにいた時間は、たかだか10分程度。
しかし、旅行社のプランでは、ぶどうがりに与えられた時間は、40分。40分というブドウ狩りプランを見せられれば、だれでも、「狩り・味見・食べる」を想像するではないか!!!!!
そして、BBQ

これが、現地・および、旅行社のプランでいうところのBBQ。
どこがどうみても、焼き肉定食にしか見えない。現地の農園のおばあちゃんは、この板が「富士山の溶岩」であることを自慢していたが、これが、BBQと称してはいけない。
しかも、旅行社のプランでは、このBBQに90分の時間をとっていた。BBQに90分とっていて、この焼き肉定食はありえない。

30分後には、皆さんごちそうさま!!!!
ということで、なんと3時間くらいの「ブドウ狩り&BBQ」は、ほぼ午前中で終了してしまう勢い!!!!!。そのままやることもないので、生徒達は、名物のモモのソフトクリームを買って時間を潰すのみ。
困ったあげく、独自に交渉して、

この西湖癒やしの里で1時間ほど時間を潰すことに急遽変更した。
この“西湖癒やしの里”は、高校生のツアーとしては何も面白くいないが、シルバー世代なら見所も満載、蕎麦も美味なので、一度いく価値は在ると思う。
そこで、結論。
基本的な旅行社の役割とは、「お客様にステキなご旅行を提供すること」であるはずだ。
我々が、遠足の入札を、バス手配を含めて旅行社に依頼する理由もそこにある。ただバスを手配するだけならば、バス会社に直接入札させれば良いだけのことである。
それをわざわざ旅行社に依頼するのだから、旅行社は、我々とともに、最適プランを考えて用意するのが当たり前である。(少なくともその分のマージンはとっているでしょう)
ところが、今回の「ブドウ狩り&BBQ」は、そこまで考えられたプランとは全く思えない、大人騙しの代物だった。
しかも、この旅行担当のねえちゃんは、どのバスにも同乗していない。ただ、朝、お見送りにきただけである。このような態度では、旅行担当者としての経験値は何も上がらない。○○社の●●さん、あなたは、旅行社に所属するプランナーとしてのキャリアアップする機会をみすみす無駄にしたのです。君のサービス業従事者としての資質を全く疑います。
旅行社の仕事は、お客様を騙して、バックマージンを稼ぐことではない!!!!!!!
より楽しい旅行、より楽しい遠足を、ご提案し、実行し、リサーチし、そして、ダメなところは現地に指摘し、いいところは宣伝して、「旅行」を作り上げることこそが、旅行社の仕事のはずである。
教員生活28年、そうやって、「遠足」や「修学旅行」や「高原教室」を作ってきたつもりだ。誠意ある旅行担当者は、楽しみながら協力してくれた。そして、友情も芽生えた。
そういう人々が普通に所属しているのが「旅行社」であるはずだ。
中間テスト&遠足の怒濤の1週間が終わり、本日から通常授業開始。
金曜日の遠足に関しては、あまりにも杜撰な旅行社(あえて、名前は隠すが、一流旅行社である。)の対応に、1年部の大多数の先生方のご立腹が納まらない。天気もよかったし、それなりに活動できたのでまあいいかって言う人もいるが、ここは主任として意見するとところは意見し、指摘するところは指摘していきたい。ただ今、抗議文を作成中。
ことの発端は、旅行社の営業担当が、入社したての若いねえちゃんであったことから始まった。
だいたい、学校の遠足の流れは、4月、5月に手配旅行担当の旅行社を数社呼んで、秋のバス遠足のバス手配の入札をする。今回は、その問題の旅行社が一番安い金額で入札したので、そこにお願いすることにした。私たちは、8月の終わりから9月中にかけて、クラスごとの反応を見ながら、クラスで行き先を決めていく。我々は、このバス遠足のコンセプトを「秋らしく、体験」と決めていた。だから、その旅行社のねえちゃんと、遠足担当の先生とクラス担任の先生とで、原案のやりとりが積み重なり、受け入れ側の都合も聞きながらプランを練っていく。
ところが、このねえちゃんは、学校に来るときは必ず、アイパッドを持参して、そこで画面を見ながら「ハイ、ハイ」ってうなずいているだけ、そして、先生方の出したプランを吟味・推考・取捨選択・確認をすることなく、一枚のペーパーにまとめるだけ・・・・・そこに、旅行担当としての提案もなければ意見もない。
そもそも、「より、楽しいご旅行を!!!! というホスピタリティが全然感じられない」のだ。
そして、遠足の当日、我々先生方と生徒は、想像と全く違い、もしくは、名目と全く違う現地の対応に、驚き、あきれた。
例えば、ワタシが同乗した○○HRの「ブドウ狩り&BBQ」プラン。
写真付きで、お見せしよう。


しかし、旅行社のプランでは、ぶどうがりに与えられた時間は、40分。40分というブドウ狩りプランを見せられれば、だれでも、「狩り・味見・食べる」を想像するではないか!!!!!
そして、BBQ

どこがどうみても、焼き肉定食にしか見えない。現地の農園のおばあちゃんは、この板が「富士山の溶岩」であることを自慢していたが、これが、BBQと称してはいけない。
しかも、旅行社のプランでは、このBBQに90分の時間をとっていた。BBQに90分とっていて、この焼き肉定食はありえない。

ということで、なんと3時間くらいの「ブドウ狩り&BBQ」は、ほぼ午前中で終了してしまう勢い!!!!!。そのままやることもないので、生徒達は、名物のモモのソフトクリームを買って時間を潰すのみ。
困ったあげく、独自に交渉して、

この“西湖癒やしの里”は、高校生のツアーとしては何も面白くいないが、シルバー世代なら見所も満載、蕎麦も美味なので、一度いく価値は在ると思う。
そこで、結論。
基本的な旅行社の役割とは、「お客様にステキなご旅行を提供すること」であるはずだ。
我々が、遠足の入札を、バス手配を含めて旅行社に依頼する理由もそこにある。ただバスを手配するだけならば、バス会社に直接入札させれば良いだけのことである。
それをわざわざ旅行社に依頼するのだから、旅行社は、我々とともに、最適プランを考えて用意するのが当たり前である。(少なくともその分のマージンはとっているでしょう)
ところが、今回の「ブドウ狩り&BBQ」は、そこまで考えられたプランとは全く思えない、大人騙しの代物だった。
しかも、この旅行担当のねえちゃんは、どのバスにも同乗していない。ただ、朝、お見送りにきただけである。このような態度では、旅行担当者としての経験値は何も上がらない。○○社の●●さん、あなたは、旅行社に所属するプランナーとしてのキャリアアップする機会をみすみす無駄にしたのです。君のサービス業従事者としての資質を全く疑います。
旅行社の仕事は、お客様を騙して、バックマージンを稼ぐことではない!!!!!!!
より楽しい旅行、より楽しい遠足を、ご提案し、実行し、リサーチし、そして、ダメなところは現地に指摘し、いいところは宣伝して、「旅行」を作り上げることこそが、旅行社の仕事のはずである。
教員生活28年、そうやって、「遠足」や「修学旅行」や「高原教室」を作ってきたつもりだ。誠意ある旅行担当者は、楽しみながら協力してくれた。そして、友情も芽生えた。
そういう人々が普通に所属しているのが「旅行社」であるはずだ。
by tommyjhon
| 2014-10-20 05:54
| 現代社会の授業
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