終業式 訓話 |
ということで、昨日をもって1学期が終了 しかし、我がS水東高校は、普通に午前中は授業がある。「得指」っていうだよね。おそらく「特別指導」という意味なんだろう。「特別」は認めるが「指導」というには抵抗がある。勉強は「指導」ではないだろう。・・・・・あくまでも「新しいことを学ぶ」わけだから・・・・・・
したがって、ささやかな“抵抗”を「徳脂」と書き表しているが・・・・どうなんだろう。
こういう「ささやかな抵抗」ってやりますよね。
ワタシは、前の学校で某国語のSという美人教師に「先生はいつも職員室のドアを開けっ放しして出て行くから、気をつけなさい」と怒鳴られたことがある。 まあ少しは反省したが、“ささやかな抵抗”も続けた。以来(3年間くらい)職員室のドアは必ずしっかり閉めて、そのあとで3センチほどわざとあけてでるようにしていた。
前の前の学校では、職員室の冷蔵庫にウイスキーを入れておいてがぶ飲みしていた。(ただし、中身はウーロン茶)しかし、これが、何に向けた“ささやかな抵抗”なのだかはもう忘れた。
そして本題の終業式訓話であるが、昨日の終業式の校長訓話は、30分を越えていた。とっても長ーーーーーーーーい、有り難い時事問題解説であった。なぜ長かったというと、校長は、ある日ある時に、父兄から「校長先生の訓話は中身がない」と指摘されたらしい。このことを訓話の前振りで堂々と話しておられた。「だから今回は長くなるぞ」との宣言もあった。したがって、これもある意味での“ささやかな抵抗”である。
まあ、下々の一教員としては、どちらでもいいことだが、生徒にとっては死活問題である。文字通り、「死活」であって、あのクソ暑い講堂に800人もの生徒を押し込めておいて30分のお話を聞き続けるのは、もの凄い“苦行”でもある。事実、生徒の中には鼻血を爆発させた奴もいる。
そして、某S水東高校の生徒は、この長ーーい講話に耐え続けた。体育座りでもってずっと耐えていた。(ワタシを含めて不真面目な先生は、講堂の外で風を感じていたんだな)。偉い!!!!!! 立派である!!!!!!! 素晴らしい!!!!! 本当にいい生徒達である。!!!!!!!!
だかしかし、こういう長ーい訓話に耐え続けるのは、半一流校である。二流校はそもそも耐えきれないなから校長もそんなに長い話をしない。 一流校の生徒は、校長の話が長くなると、直ぐに他の先生の方を見て、「マキ」を催促しはじめる。「この状況をなんとかしてくれ」という視線で先生方をじっと見ている。目で訴えかけるのである。
それが一流校というものだ。
そしてそして、超一流校では、誰かが「校長長いよ!!!!」と声を出す。そして、一度「長い!!!」と生徒から訴えられた校長は絶対に次は短い。そして、新しい校長と入れ替わるとき「気をつけてくださいネ、この学校は、校長の話が長いと生徒から怒られますよ」と伝達する。そして伝統は作られていくのである。
つまり、まだ某S水東高校は半一流校である。次にもし長ーーーい話になったら、「長いでーーーす」という
“ささやかな抵抗”をしよう!!!!!!!!
だけど、「どこかの先生が、ブログで煽ってました」とは絶対言っていけない。