全国55万人の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommy先生です。
ということで、広島調査旅行の2日目
ちんちん電車に乗ります
これは、最新鋭の車両でして、もう60年ぐらい使っている車両も立派に走っております。ただし、広島駅と広島市内を結ぶのが最新鋭、広島駅と辺境部を結ぶのがポンコツ車両という区分けが出来ていた気がする。ちんちん電車は当然のことながら赤信号で停止する。だから市の中心部では遅い。そして、運転手も追突なのに注意を払わねばならないので、車掌さんがいる。ちんちん電車は以外と人件費がかかるのである。ちなみに、広島市街地はどれだけ乗っても160円でした。
車内は、様々な所にカープ。赤い。 車内放送では、カープ選手のナマ声のアナウスガ流れる。「広島東洋カープの丸です。横断歩道では左右確認をしましょう」なんて感じである。広島市民にはいいだろうが、旅行客からするとウザイ。
ということで、宮島口からフェリーに乗り込む。
これが安芸の宮島だ!!!!!
そして、世界遺産の鳥居。
よく見ると、主柱は不格好である。大木を削らずにそのままいるのだ。
もう日本には古代建築で用いられた建築用の大木はほとんど残っておらず、巨大なヒノキなどは、伐られる前から使い道が決まっているらしい。この木は出雲大社用にとっておくとか、これは大仏殿の修理用とか・・・・ きっとどこかに、「厳島神社、次期大鳥居の主木」という札のついたブナの木が生えていると思う。
この日は中途半端な潮の日で、干潮でも鳥居までは行けず、満潮でも、本殿は海に浸からなかった。
厳島神社の屋根は、桧皮葺である、こういう所が気になるのが、高校で日本史を教えた者の性(サガ)というのだろう。そういえば、厳島神社は、本殿に土足のママ上がることの出来る神社である。また、拝殿などの施設も土足のままあるくことが出来る。気がつかなかった。
どうでもいいが、ここでも見つけたへびのおもちゃ。なんで観光地に行くと売られているのだろう。完全に意味が解らん。蛇が大嫌いなワタシにとっては、おもちゃでもイヤだ。
その後、ロープウェーを2回乗り継いで宮島の頂上(弥山という山であり、神域だ。)を目指す。
展望台に到着。宮島の最高峰にはここから往復60分使って歩かなくてはいけない。実は、このロープウェーに乗るまでに約40分くらい待った。帰りも20分くらい待った。ここで時間をロスしたので、山頂を断念したのである。ここまでくると、宮島が「島」ではなく、「岩」であることがよくわかる。山の斜面は、巨岩や奇岩がごろごろしている。日本には、巨岩信仰が古くからあり、特に関西地方では、六甲などの巨岩地帯が信仰の地となっている。宮島が古くから信仰の地(今風でいうとパワースポット)になっている理由がよくわかった。
安芸の宮島を象徴する1枚。懐かしの長泉高校時代に修学旅行で記念写真をとった場所である。今から15年前のことだ。
振り返ると、ワタシは修学旅行に2回しか行っていない。教員生活30年に近づいているのに、たった2回だけだ。残りはスキー教室と尾瀬と志賀高原。今の清水東高校でも、「オーストラリア研修旅行」だから、おそらく教員人生の修学旅行キャリアはたったの2回となるであろう。しかも、その2回とも広島・宮島スタートであった。今回は、奥様の希望で広島にきたのだが、奴は、修学旅行で沖縄にも長崎にも行っている。これで、日本の戦争三大聖地をクリアしたわけだ。奴は松島にも行ったことがあるので、次回に天橋立などに連れて行かれたら、日本三景もクリアされたことになる。ヤバイ。
これは、どこかのブログから拝借した写真である。実は、宮島滞在中に、対岸のこの建物が気になって仕方がなかった。宮島の島側から鳥居を眺めると、必ずこの奇っ怪な建物が景色に入り込んでくる。いかにも宗教施設らしい巨大さと胡散臭さが見える。 とにかく邪魔!!!!
ということで、気になって調べたが、
http://deepannai.info/hiroshima-oushajo-museum/http://deepannai.info/hiroshima-oushajo-museum/宗教法人「平等大慧会」という所が運営している「王舎城」と呼ばれる建物らしい。まあなんと下品な建物であることよ。
つなみに、図らずも紹介してしまったが、「
新日本DEEP案内」というお気に入りのサイトがある。これは面白いぞ。
まっ ということで広島調査旅行が終わりました。
・・・・・弥山に登ろうと思ったことが徒になり、帰りは「のぞみ」の時間ギリギリになった。広島駅ではかなり走った。そのお陰で、予定した「穴子丼喰いまくり」と「焼き牡蠣喰いまくり」は断念した。宮島で喰った牡蠣は2ヶ、もみじまんじゅうの試食は5ヶくらい。 穴子丼に至っては、広島駅のキヨスクで「穴子丼弁当」を買い、京都当たりで食べる有様でした。