広島調査旅行 |
ということで、このGWを利用して、広島→宮島の調査旅行に出かけてきました。
そこでは、広島フラワーフェスティバルという一大イベントが開催中。
8月は、鎮魂の煙につつまれるであろう、平和記念公園も原爆ドームのお祭りムード一色。
平和記念館は、花飾りの絶好のビューポイントして利用されております。
フェスティバルの最終日は、ダンスパレードらしく、あの奇妙な「ヨサコイ軍団」が老いも若きも、恒例の「ヨサコイ衣装」を身につけて、広島市内を闊歩しておりました。
恥ずかしくて写真も撮れませんでしたが、ただ今全国を席巻中の「ヨサコイ軍団」はいったいどういう意味があるのでしょう。
ヨサコイ軍団の特徴
1) 踊る歌は「演歌調のモノが多い。
2) 衣装は、とにかく節奏がない。
着物なのか法被なのか理解できない上着
袴なのかもんぺなのか、卑弥呼なのか、左官屋さんなのかわからないズボン
3) とにかく全員同じ踊りをする。
4) メイクがド派手
5) 女性が案外年増。
6) 団結力がある。
ちなみに、どこからのサイトから拝借してきた画像です。(こんな雑誌まであるとは知らんかった)
とにかく、平和公園はヨサコイ軍団の大所帯。 原爆の悲しい歴史など全く関係ない雰囲気でありました。
そして、この雰囲気はありなのか? なしなのか?
しかも、この平和公園の半数は外国人観光客でありました。
ワタシの頭脳では理解できません。
例えば、中国の南京大虐殺資料館の前で、中国雑伎団の大パレードがあり、それを日本人観光客が楽しそうに見ている構図です。こんなことってありなの?
広島にやってくるのは15年ぶりくらいですが、それは修学旅行の引率ですから、広島平和公園は
1) 修学旅行でごった返し
2) バスガイドさんと、ボランティアの「語り」を整然と拝聴し、
3) 時々、ガイドさんが涙ぐみ
4) 無言で、原爆資料館を見学し
5) 見学終了後、一列で引き上げる
ものだとばっかり思ってました。
今回の調査旅行で一番感じたのは、人間の強さでござる。
そして、広島平和公園のあの外国人観光客の多さにもびっくり!!!!!
「YOUはどこから来た?」と気軽に声をかけるような勇気はないので、あくまでも想像であるが、多くがアメリカ人であろう。
では、アメリカ人は広島に何を見に来るのか? 60年前の、虐殺をお詫びにくるの? それとも、原爆後の復興を見に来るの?
ワタシには、このノーテンキな観光は理解できない。
まあ、懺悔の旅というなら解るが、彼らは本当に懺悔しているのだろうか? 14万人も殺して・・・・・・・
まあ、とにかくお祭りでした。
そういえば、平和大通りに面したホテルの12Fから、めずらしい写真が撮れました。 ホテルのしたのイベント会場では、MAY J のコンサートが行われていたのです。
コンサートを上から見る図
これで、5千人と推測。
14万人死亡というのはホントに恐ろしい数字だ。