エイプリルフールを振り返って |
おかげさまで、昨日4/1の某清水の東にある高校の「新体制発表」記事は、ここ数ヶ月で最高のヒット数を数えました。 ブログのヒット数といえば、テレビの視聴率みたいなものですので、ここで改めて御礼申し上げます。4年前に、「本日のオリエンテーションは中止です」という、あまりにもリアルな告知をして真面目な先生方から真剣に怒られたワタシとしては、今回ネット上だけですませたので人間的には進歩して大人になったなと思います。
そして、そして、全国的に(もしくは世界的に)発せられたエイプリルフール報道は、もちろんこれです。
<ニュース貼り付け>
小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文に多くの疑問が指摘されている問題で、理化学研究所(理研)は4月1日、記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表した。
報告書によると、論文の捏造は小保方さんが単独で行ったものであり、同論文の共同執筆者については、不正行為への関与はなかったとの報告がなされた。小保方さんらへの処分については、午後に行われる記者会見で発表される。
■改ざん、捏造は小保方さん単独の行為
調査委員会の報告書によると、調査の対象となったのは、小保方さん及び、論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの4名。
報告では小保方さんの以下の2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとされた。
(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」
(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」
STAP細胞の論文の一部が他の論文からコピーして記載されていると指摘された点については、「論文を適切に引用し、出典を正確に記載することは当然」とされ、「探して得た文章が特異なものではなく一般的に行われている実験手順に関するものであった」ことから、引用元を明記しなかったことや、記載内容が不正確であることは小保方さんの「過失」であるとされたものの、「研究不正とはいえない」とされた。
<貼り付け終わり>
あのね、 理研という世界的な研究組織であり、そこに勤務する先生方も、世界的名声を得ている人が大多数である組織がね、このように、今まで複雑怪奇だった事件を、ますます複雑にするような会見を、しかも、世界中が関心をもつ、4/1に発表するとは!!!!!!!!!
もう、どうにかしてくれと大声で叫びたくなるくらい、理研の人達は頭が悪い!!!!
なんで、「嘘であった」という会見を4/1にやるのですか!!!!!
4/1は「嘘をついていい日」と認定されてるのです。
だから、全世界の人は、この会見で「嘘なのか? 嘘でないのか?」が全くわからなくなってしまったのです。
もし、理研の方々が、4/1の記者発表は控えた方がいいという配慮を全くしなかったのらば、彼らは本当に頭が悪い。
もし、STAP細胞が、再現され小保方さんが正しかったことが証明された時に、「ほらね、あの記者会見は4/1だったでしょ」と言い訳するように、わざと4/1に理研の公式会見を開いたのなら、逆に、本当に頭がいい。さすが科学者だと感心する。
世の中には、政府が消費税増税のニュースを減らすために、理研に4/1発表を強要しマスコミがそれに便乗したという解説もある。
とにかく、4/1に発表してしまったがために、ますます「よくわからないSTAP細胞」になってしまった。
PS、理研の公式発表では、小保方さんに対して「捏造」という表現を用いているが、今、「捏造」という言葉を使っていいのは、「警察」と「検察」だけである。