グローバルニッチ産業 |
ということで、本日のお題は
これ、
「世界で頑張るニッチ企業」100社選出 超極細糸繊維から即席麺製造ラインまで
産経新聞 3月17日(月)12時3分配信
経済産業省は17日、いわゆるニッチ(隙間)市場で国際的に活躍している企業100社を「グローバルニッチトップ企業100選」として選んだ。今回が初の選定。著名な大企業から中堅、中小企業まで幅広く選んだ。基本的には独自開発型の製造業が対象で、精密加工や素材・材料などのメーカーが多い。
昨年秋の公募し、約280件の応募があった。特定の分野で1年間、世界で10%以上のシェアを獲得するなど厳しい条件のもと、外部の有識者が選んだ。
100社のうち大企業は、堀場製作所、ジェイテクト、日本製鋼所、日本電産テクノモータ、日立ハイテクノロジーズ、シマノの6社が入った。いずれも他社とはひと味違う製品を開発販売している点が評価された。
他の94社は中堅・中小企業。40分の1ミリの超極細糸を使った繊維を開発販売する「天池合繊」(石川県)、即席麺の製造ラインのメーカー、「冨士製作所」(群馬県)、カニかまぼこの製造装置メーカー「ヤナギヤ」(山口県)水族館の大型アクリルパネル製造の「日プラ」(香川県)など幅広い顔ぶれが選ばれた。100社のほか、次点として中小7社も選ばれた。
経産省ではこの107社を小冊子などでPRする。また「日本再興戦略」に基づいて、この種の企業に対する支援策を今後展開していく予定だという。
公募した中から選定したので、これが本当のニッチ産業代表選手ではないとは思うが、“グローバル”な“ニッチ(隙間)”という一見相反する組み合わせが面白い。
経済産業省のPDFファイルは、これ
即席麺製造器やかにかまの製造装置、どら焼き機などが入っているが、かにかまやどら焼きがグローバルなのかとという単純なツッコミを入れたくなる。
考えてみれば、世界の音楽シーンにおいては、AKBもモモクロもニッチ産業に違いはなく、日本で独自に進化したモノが世界で見直される可能性は大いにある。
世界では日本食が大ブームだそうだが、そのトップランナーは「スシ」であろう。僕は、それに続くのが“お好み焼き”だとよんでいる。しかも、鉄板をみんなで囲んでワイワイやりながら出来上がりを待つタイプ、地もと密着型の例をあげれば、「道頓堀」スタイルが世界でも大ウケ、メガヒットするのではないかと思われる。
1) コミュニケーションがとりやすい。
2) 下ごしらえが楽
3) 店員に技術を求めない。
4) 粉モノである。
などなど、
外食産業は卑しいものであり、セレブは食事を作らないという価値観さえなくなれば、案外いけるのではないか?
もし、「道頓堀」がヨーロッパやアメリカまで、海外展開したら、“買い”だ。
ちなみに、 株式会社道頓堀 は
http://www.dohtonbori.co.jp/corp/ 未上場だった。