高校入試の解答を変えるかもしれないアベノミクス |
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2020年 03月 06日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。 ということで、静岡県の高校入試は昨日の面接で検査が終了。本日は採点日となっております。 入試問題は、完全公表ですので、某学習塾のHPを貼り付けます。 ワタシの担当する社会科の問題はこちら この問題の一つがまさか、日本を揺るがす大問題に発展するとは、まだ誰も気づいていないだろう。 しかし、今時の子供達は、表面的には何を考えているかよく分からないが鋭い感性の持ち主である。もしかすると、一人の中学生が、経済学の常識まで変えそうな解答を(大人が想像できる範囲を超えて書いてしまうかも知れないのだ。 さあ、その時(我々教師達を含めて)大人はどう対処するのか? 問題はこれである。 傍線部⑧とは年表中の1985年のこと、それ以来の所得税収入と消費税収入の年度別の推移が示されている。 問題は、 「消費税の利点を、景気変動に関連づけて、簡単に書きなさい」 そして、模範解答は(あくまで左鳴予備校の責任解答)、 消費税の利点は、景気の変動に左右されない安定した徴収ができることである。 しかし、 アベノミクスの中で多感な成長期を過ごした中学生が、もし 「景気の変動に左右されずに、税率を上げることができる」 と回答したら、これは不正解なのか? たしかに、グラフをみると、不景気だと判断できる1997年に税率を上げたし、やや好景気となった2014年に8%に増税したし、2019年も不景気の真っ最中の税率アップなのだ。グラフを見ても、間違ったことは言っていない。 さあ、どうする? 経済のお勉強では、絶対に しかし、時事的な判断をしたら、 「景気の変動に左右されずに、税率を上げることができる」 も正しいと思う。 さあ さあ さあ さあ 世の中を“仕方がない”ですませ、最悪の政府でもまるで人ごとのように無抵抗で過ごしてきた(知ったかぶりばかりしている、もしくは、あほを自覚している)大人達よ さあ、この回答をどう扱うのだ?????????? 正直、ワタシも困っている。 #
by tommyjhon
| 2020-03-06 04:02
| 現代社会の授業
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