2017年 12月 06日
ハンガリーに注目 |
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
前回、予告したように本日は“ハンガリー”の話です。
なぜ、突然ハンガリーなのかと言いますと、一昨日の3年生最後の「政治経済」の授業(次回からは問題演習に突入するので講義はこれで最後)で、
「次に国際紛争か金融危機がおきるのはハンガリーである」と予告したからです。おそらく、2018年~2020年の間に起きるでしょう。
なぜ、このような予測ができるのか?というのは、これまでの30年間の授業研究(教材研究)の積み重ねだけです。
では、その予測を、順を追って説明します。
① 高校生でも知っているべき国際紛争は、10年周期で必ず中東に起こり、世界情勢を一変させる。
1973年 第4次中東紛争
1980年 イランイラク戦争
1990年 湾岸戦争
2001年+2003年 9.11アタック後のアフガン侵攻&イラク戦争
2012年 アラブの春からシリア内戦・IS国の不思議な台頭
どうみても、全てが偶然ではありません。もはや、世界は10年に一度、大きな紛争を起こさないと生きていけない社会になったのです。(そうしないと経済が危機的な状況になってしまうのです)
➁東アジアの紛争危機(実際には起きていない)は中東の戦争期間のほぼ中間におきる。
1990年~の間、中台危機
2003年~2010年、日中領土問題(尖閣諸島が、ここ)
2016年~ シリア内戦が決着したころから、北朝鮮が活発に活動し始める。
③ アメリカが、「悪の枢軸国家」と名付け、独裁軍事政権とされた国は案外裕福である。
私達は、北朝鮮しか知らない(報道されないので)が、
リビアのカダフィ政権、イラクのフセイン政権、シリアのアサド政権、ベネズエラのチャベス政権は、国民に愛され続けた“福祉国家”だった。
④ 我々が「独裁政権」「軍事政権」「反民主主義国家」として勉強させられる(メディアでそのように報道される)国々には、もう一つの共通項がある。
から、コピー&ペーストすると、
<貼り付けはじめ>
911以前、アメリカが"ならず者国家"と呼んだ国は、キューバ、北朝鮮、アフガニスタン、イラク、イラン、シリア、スーダン、リビア、パキスタンでした。これは、政府が中央銀行を許可していない国と一致します。2001年に起きた911以後、アフガニスタンでは2002年に、イラクでは2003年に、リビアでは2010年に、それぞれ中央銀行が設立されました。
つまり、ワタチ達が普通に教えられる(メディアでながされる)
「独裁政権は、民主主義の敵であり、大衆は言論の自由がなく、経済的にも搾取され、これらの国家はすべて民主化させなければならないのだ」という思想(これを、ズバリ、グローバリズムという)は、
単純に
「イギリスやアメリカや他の資本主義国のように、中央銀行を作り、政府が保持する通貨発行権を銀行に移管する」ために、
戦争が行われたと解釈しても、ほぼ同じことになります。
⑤ 中央銀行の設立というのは、世界的に見ても、胡散臭いものである。
その続き(世界初の発券銀行の出来た理由)
アメリカのFRBも似たようなもの
⑥現代の国際紛争の主な目的は「通貨発行権」を持つ中央銀行を、今まで持っていなかった国に作らせること。なのである。
そして、今世紀に入り、政府が通貨発行権を取り戻した国が、2つあります。それが、アイスランドのハンガリーなのです。
⑦アイスランドは、これで経済危機を乗り越えた!!!(今年はなんとW杯出場まで決めた)
⑧ハンガリーもオリンピック開催地に立候補したのだが、市民の手で潰した。
⑨実は、そのハンガリーで、世界的投資家と国との間で大変
なことが始まりそうである。
世界で、数々の金融危機を仕掛けた世界的投資家 ジョーソロス。彼はイギリスのポンド危機の主役でアリ、タイのバーツ危機(アジア通貨危機をもたらした)の主役でもある。
彼の祖国は、なんとハンガリーであるが、そのハンガリーで首脳達と対決しているのだ。
<コッぴっぺ>
ヨーロッパに入ってくる亡命希望者と難民問題を巡り、オルバーンとソロスは長年対立してきた。オルバーンは特に特にイスラム教諸国からの大量移民を、ヨーロッパにとっての実存的脅威だと考えている。一方、ソロスは難民移民や亡命希望者の側に立って常に擁護してきた。諜報報告書を引用し、オルバーンはソロスが、彼のNGOを、移民に対する政府の姿勢を批判する反政府団体支援の隠れみのとして利用していると非難した。
<貼り付け終わり>
この記事には書かれていないが、この2人の本当の争いは、金融問題だろう。
・・・・・この①から⑧までが、ハンガリーで国際紛争もしくは金融危機が起こると予告する理由である。
・・・・筋が通っているでしょ。 あとは信じるか?信じないか?
by tommyjhon
| 2017-12-06 06:13
| 現代社会の授業
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Comments(2)