いよいよ放課後特指がスタート |
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2017年 09月 06日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。 いよいよ2学期が本格始動。3年生の授業&特指&土曜講座では、「センター試験に出る政治経済」にシフトする。 メインターゲットが1月のセンター試験なので、この試験に授業内容を合わせなければならない。今、もっとも世界を騒がせている北朝鮮の核問題にしても、センター試験ルールにのっとってあまり言及しない。 なぜならば、センター試験には、「1年半の原則」という不文律があり、例え時事問題といえども、1年半経過しないと出題されないようなのだ。 つまり、いくら北朝鮮問題が喫緊の対応を必要としても、センター試験関連では、のんびり、1993年にNPT(核不拡散条約、Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons)から脱退を表明した。 なんて文章を教えるだけである。まあ、そして、現状の核保有国が、戦勝国とされる5ヵ国(米英仏露中)と、インド&パキスタン&北朝鮮である、なんてことを覚えておけよ・・・ くらいかな? しかも、国際政治の問題は、興味ないことを一生懸命覚えなければならないので、11月頃の一番センターが差し迫った時に扱うことにしている。だからそれまでは封印。 ただし、この前、トランプがツイッターで、「25年間にわたってアメリカの資産を搾り取られてきた」と発言したことは、重要である。なぜならば、それがNPT(核不拡散条約)の勝手な脱退の時だからだ。 つまり、アメリカは世界一の軍事力がありながら北朝鮮の核開発を見逃してきたことになる。イラクでは、核疑惑だけで戦争を仕掛けたにもかかわらずだ。 政治経済の授業進度は、9月日本政治後編、10月・国際経済、11月・国際政治となる。国際経済や国際政治は、一番複雑で、やっかいな場所なので、国際政治とか国際経済とか国際問題とか、“コクサイ”と発言する前は、必ず“ウン”という間投詞をつけなければならない。では、読者の皆さん、一度大きな声で言ってみましょう。“ウン”、“コクサイセイジ”なんちゃって。 下ネタオチで情けないが、一方の大学入試センターもある意味で情けない。 ここ2年間、授業などで、“そろそろ出るぞ” と大きな声で予言しているのが、 ①日銀は日本企業の最大の株主である! という事実と ②日本の年金は株で運用している! という紛れもない事実と ③日銀と年金、それに共済組合(これも年金)、+ゆうちょ、かんぽを合わせて5頭のクジラという。 という3つの事実である。 したがって、↑の記事は、高校生にとっても重要なのだとは思うのだが、 センター試験の出題者は、日銀と株価の出題にとってもとっても及び腰であって、出題しないでいる。 バブル崩壊後から2000年代後半までのセンター試験では、“法人株主の減少”とか“株の持ち合い解消”とか“外国人株主の増加”とか、毎年のように出題されたのに、 この頃は、異次元金融緩和なども2年前くらいに行われたのにもかかわらず、おそらく出題されそうにない。 そもそも、アベノミクスも3年くらい前からの話なのだから、そろそろセンターに出題されても良いはずだ。でも、何を出題するのか? ・・・・何も中身がないのだ!!!
by tommyjhon
| 2017-09-06 06:13
| 現代社会の授業
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