社会契約論 |
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2017年 04月 20日
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。 ということで、センセと言いながら全く授業の話をしておりませんが、本日は真面目にただ今1年生で教えている「社会契約論」について述べます。 政治学や経済学は、社会科学なので、ある種のおとぎ話です。本当に起きていることではありません。 ・・・・・「もし○○が○○だったら」という仮説なのです。ところが、どうもその仮説が正しいらしい。歴史が作られていく中で、その仮説っぽく制度が完成されていく。 この仮説の中で、一番受け入れられているのが、Jロックの思想です。現行の日本国憲法もアメリカの制度も、ほぼJロックの「社会契約説」に則って制度設計されてるのです。 彼は、自然権の中に、“抵抗権”が含まれると説きました。最終的に自分の生きる権利(自然権)と自分の財産権(自然権)が犯されそうになった場合は、為政者に対して抵抗してもよい(革命を起こしてもよい)というのが抵抗権です。 この抵抗権、つまり、革命を起こす権利を合法的に行使する権利が選挙権なのです。つまり、選挙権というのは、選ぶ権利ではなく、(為政者を)落とす権利なのです。 ・・・・・・ さて、次はルソーです。 ルソーは、非常に難解な思想家で、高校生では、ただ直接民主制を唱えた人物であると覚えておけば大丈夫です。 彼は、音楽家でもあり、日本人なら誰でも知っているあの童謡 ♪むすんでひらいて♪を作曲しているのです。 では、ここで(授業中です) みんなで歌ってみましょう!!!!!! むすんでひらいて てをうって むすんで またひらいて てをうって そのてを うえに・・・・・・・ です。いいですか、もう一度全員でやってみましょう! という昭和50年代に一世風靡した“アッコのゴットねえちゃん”ネタを平成生まれの高校生達に注入した。 でも、中には“むすんでひらいて”の歌さえ知らない高校生も存在した。ショックである。
by tommyjhon
| 2017-04-20 06:10
| 現代社会の授業
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