とあるかるた部員の結婚披露宴 |
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2015年 11月 24日
全国の毒舌ファンの皆さま、おはようございます。Tommyセンセです。 11/22は「いい夫婦の日」ということで、某F高かるた部の某R君と某局長(内輪ネタですので、関係者以外わからないと思います)に行ってきた。 某F高かるた部の37代の部長と副部長である(そのころから付き合っていたわけではない) 30代(これはワタシの年齢)後半から12年間、母校某F高で教壇に立ち自分自身の後輩達の部活を教え続け、このような披露宴に招かれたりすると、何となくホットした気持ちになる。無事責任を果たしたのかな?と感じている。 ただ今は、某S水東高校で勤務しているが、「かるた競技」に関する認知度は、まったく違う。清水の人たちは、あの“ちはやぶる”(競技かるたの漫画)が大ヒットし、実写版の映画化がなされ、地元清水出身のアイドル俳優“広瀬すず”が主役をやっているにも関わらず、まったく「競技かるた」なるものを知らない。 それに比べると、やはり富士市は違う。なんとなく「誰でも知っている百人一首かるた」となる。やはり、某F高かるた部が延々50年も続いているからだろう。 某F高かるた部は、自分の学年を「第○○代」と呼んでいる。ワタシは12代目であって、今回披露宴をあげた2人は37代である。確か今の高校1年生が48代目くらいで、いよいよ50代目に突入するのだ。残念ながら、某F高そのものには、第○○代とか第○○期という呼称はない。その中で、かるた部だけ(だと思う)が、続けてくれるのが本当に嬉しい。 某F高時代、部員たちには常々言っていたことは、「競技かるたの第一回目の勝負は部員集めだよ」である。「必死になって部員を集めろ!どんな汚い手を使おうが、脅そうが騙そうがどうでもいい。これはかるた部の宿命なのだ」と言って鼓舞していた。当たり前のように、自分が先頭になって部員集めをした。だから、そのかき集めた部員たちが、まとまって成長していき、高校を卒業し、それでもまた集まり、結束を重ねていくことが何よりも嬉しいのだ。 ただし、「かるた部の第一歩は部員集め」という言葉には、哲学的な必然性がある。 地球上の動物は、丸いものに異様な興味を持つ、なぜだろう? 動物のフンは対外丸い。動物の卵もほぼ円形である。 海から現れる泡は全部が円形である。当然のごとく地球は丸い。 地球は、超高速で回転しているが、それなのに地表面ががたがた振動しないのは、その円形の形があまりにもなめらかだからだという。 丸いということは、それだけで「宇宙の象徴」であり「地球の象徴」である。 したがって、形はどうあれ重さはどうあれ、球体であるボールがあると、人間がそれに興味を持ち、じゃれあうようにその球体(ボール)と戯れることは、人間が地球上の生き物である以上、宿命的なものであるし、必然なものでもある。 だから、どんな大きさであろうと、広い原っぱ(フィールドという)の上にたった一つのボールが転がっているだけで、人は集まり、遊びが考案され、ルール(よりその遊びを面白くしようとするもの)が整備されていく。球戯は必然的に生まれるのだ。ラグビーファンには申し訳ないが、楕円形のボールはあくまでも異質なものであって、ボールの基本はあくまでも「宇宙の象徴、天体の象徴、地球の象徴」である、球体のボールなのだ。 サッカーであろうと野球であろうとバレーボールであろうと、卓球であろうと、球体であるボールがある限り、人は集まり続ける。 ところが、「百人一首かるた競技」で扱う道具は、四角の札である。しかも人工的にひらがなで文字が書かれている。しかもしかもそれは古典的かなづかいであるので、“読めない” 人間は、よほどの変人でなければ、「厚紙でできた、読めないひらがなが書かれている100枚の札」よりも、たった一つのボールの方に興味を抱くのが当たり前だ。 したがって、黙って「かるた部」なんていう看板だけ掲げておいて、「興味を持った人は来てください!!!!」なんて連呼しても、興味など持つわけない。球戯の面白さを伝えることからすれば数百倍のエネルギーを使わなくては、このかるた競技の面白さは伝わらない。 こうやって、必死に部員集めをしてきたワタシからしてみると、球戯を指導している先生の中で「この頃部員が集まらなくてね・・・・・・」と愚痴をこぼす指導者は、かなり信頼のおけない人達である。自分たちが、その球戯を“つまらなくしてきた張本人”である自覚がない人達だと思われる。その球戯の面白さに胡坐をかいているだけだ。 なんてことを、僕が顧問時代はどの学校でも必死になって訴えてきたのだが、後輩達(生徒たち)は理解してくれていたのかなあ? 政治 ブログランキングへ 高校教育 ブログランキングへ
by tommyjhon
| 2015-11-24 05:09
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