学期末なう2 |
ということで、本日はデタラメ安倍政権とは無関係に、某S水東高校の学期末について2回目。
7月14日(火) どィイ天気のなか球技大会が行われた。
最高傑作は、開会式における校長センセの講話である。日頃、管理職の言動には一言文句を言いたがるワタシだが、このスピーチには感動した。生徒は炎天下、太陽がギンギンに輝いている中での話だ。
校長先生は、壇上に立つなりこう切り出した
「この頃、スポーツ界では錦織圭という選手が世界的に活躍している。しかし、相手が打ち込んでくるボールをラケットで返して何の意味があるのでしょうか?」
「よくよく考えると人類にとっては何ら意味のないことです・・・・・・・」
「運動会では、長縄跳びという競技をやります。グルグル廻っている縄の中で、人間がぴょんぴょん跳ねている」
「縄の中で大勢の人間がぴょんぴょん跳ねることに対して、どういう意味が存在するのでしょう」
「これらのことは人間の存在に対して何ら意味がありません」
「でも、無意味なことを続けることに人間の本質があります・・・・・・・・」
うちの校長はタダ者ではない。
約900名の生徒達が見守る中、球技大会前の開会式で、気温30℃を上回る状況で、「スポーツとは無意味なことである・・・・」と堂々と宣言したのである。
もちろん、我々知識人達は、その後に「そのような遊技を、一生懸命考案し、且つ取り組む者こそ人間である(ホモルーデンス)byホイジンガ」という結論が続くことは想定内ではあったが、あの朝の状況下で、あのスピーチは本当に意外であった。そして凄い感動をワタシ(生徒はどうかとおもうが?)に与えた。
7月16日(木) つまり昨日。清水駅前のマリナートという音楽ホールで、MALTA率いるJAZZグループの音楽会が行われた。芸術鑑賞会と言って、この辺の高校は、「日本の伝統芸能」「観劇」「音楽コンサート」の3つを順番に招聘することをしている。某S水東高は、ことし「音楽コンサート」の順番なので、その係の先生がすでに昨年の内に契約していた。
ワタシもナマのMALTAを初めて見た。こんな感じの人物である。
7月17日(金)
ということで、本日は学年集会である。ワタシが約20分間くらい話す。
この期間で、感銘を受けた校長の言葉とMALTAの風袋と同じくらいのインパクトを生徒に与えなければならぬ。
しかも、クソ暑く、湿度100%、不快指数200%のこの天気の中でだ。
困った・・・・・・・
7月18日(土)
天候が回復すれば、高校野球1回戦 某S水東高校と御殿場西高校の1回戦が裾野球場で行われる。
あのY木監督の、最後の采配である。負けたらY木監督の甲子園が終わる。関係者は裾野に集まるべし!!!!