謝恩会 後藤氏殺害 安倍首相 などなど |
ということで、
1/31の夜 富士市内某所で、“T山先生謝恩会”なる催しが某F高百人一首部OB有志によって開催された。大勢の卒業生が駆けつけてくれて本当に嬉しい。某N高百人一首部(今は学校ごと消滅)と某F高百人一首部は、ワタシにとって死んでも忘れられない聖なる組織である。そして、数年後、“某F高かるた部創立50周年記念祝賀会”を開催すると宣言してしまった。やらねば・・・・・
(写真などは、FBで逐次アップ予定
ということで、
2/1の未明、ジャーナリストの後藤健二氏が、殺害された。
2/1の朝のテレビは特番に代わり、安倍首相の会見が急遽放映された。(日曜日の朝は、楽しみにしている番組が多いのだが、2つも飛ばされた)
ということで、ここからが本題。
ネット上で、この安倍首相の会見に多くの人が疑問を投げかけている。
http://userconf.exblog.jp/entry/
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11984185211.html
その安倍首相のコメントはこれだ。
「テロリストたちを決して許さない。その罪を償わさせるために国際社会と連携していく。日本がテロに屈することは決してない。食糧支援、医療支援などの人道支援をさらに拡充していく。テロと戦う国際社会において、日本としての責任をき然として果たしていく」
カッコよくまとめられているが、“その罪を償わさせる”とか、“責任を毅然として果たしていく”とか、は「宣戦布告」とも読み取れる。
また、http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
の中で、中田安彦氏は、ヨルダンに派遣した外務副大臣の中山泰秀は、イスラエルロビーに近い人物だと看破している。この中山泰秀副大臣は、http://www.kiss-fm.co.jp/yasutora/ というブログや、http://ameblo.jp/nakayamayasuhide/entry-11976070411.html?frm_src=thumb_moduleというブログを開設しているが、
前者では、ヤストラダムスと自らを名乗り、後者では「観世音」を名乗るような、極めて宗教感覚のない(鈍感な)人物である。ヤストラダムスとは、自分の泰(ヤス)とノストラダムスの合成語であろうが、ノストラダムスという人物が、ユダヤ教に近い発言(ノストラダムスの大予言)をしていることも十分承知してのネーミングだろうから、この中山を現地責任者として派遣した安倍首相も判断も浅はかとしかいいようがない。
ワタシは、テロリストとか、テロとかにかなりの違和感を感じている。
通常、テロリズムとか、テロリストとかは、自分の国以外で、非合法な活動や暴力的活動をすることである。「ヨーロッパでイスラム教の過激派がテロを起こした」という表現が一番ぴったりくる。
しかし、今回の湯川さん、後藤さんの事件は、(実効支配ではあるが)一応“イスラム国”に侵入した外国人がその国で危ない反政府行為をしたので、拘束され人質にされた。のであって、外国に行って非合法な活動をしたのではない。
安倍首相や日本のマスコミは、これからも普通に「テロリスト」とか「テロリズム」とか使うだろうが、今回の事件の現場は、
一応「イスラム国内」のことである。
どこか、言葉だけが一人歩あるきするようで恐ろしい。
もう何百回もブログに書いたことであるが、
「テロと戦う」というキャッチコピーは、2001.9.11の世界同時多発テロから使われだした言葉である。
あのブッシュ政権が、作り出したレトリックである。
彼らは、テロリズム=テロ支援国家=悪の枢軸=抹殺すべき国 というあまりにも大ざっぱ過ぎる概念を作り出して、
テロリズムが行われたら、そのテロリストを匿った国を全力で攻撃してよい。
という論理を強引に作り出した。
今回の一連の騒動での安倍首相は、このレトリックをなぞっただけである。
「テロ」という言葉を使わなければ、
日本人の敵占領地侵入
↓
失敗
↓
身柄拘束・拉致
↓
身代金要求の外交交渉
↓
失敗
↓
侵入者殺害
という事件になるのであって、
「テロリストたちを決して許さない。その罪を償わさせるために国際社会と連携していく。日本がテロに屈することは決してない。食糧支援、医療支援などの人道支援をさらに拡充していく。テロと戦う国際社会において、日本としての責任をき然として果たしていく」
このようなコメントをわざわざ出す必要もないように見えるが・・・・・・・