光が見えた日本 |
実は、この1週間、かなり落ち込んでいた。勤務する学校でいろんな仕事が上手くいっていない。
ブログの方も、なんとなく元気がない。
今回の選挙も、なんとなく元気になれない。 基本的なスタンスとしては大阪14区で、長尾たかし氏(自民)が当選すればあとはどうでもいい感じ。・・・・
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20141128/plt1411281140001-l2.htm
ワタシは、基本的に反自民党ではあるが、大阪14区だけは別扱い。頑張れ“長尾たかし”
なにせ、今回の選挙は、自民党がかなり負けても、実際は自民党の勝ちになるという全く不思議な選挙である。
自民党・公明党の現有勢力は320議席である。(総議席480)
今回は、定数が475に減少しているので、過半数は238議席である。
つまり、自民党&公明党が80議席減らしても、「勝利」である。 反自民勢力の野党は、80議席増やしても敗北である。
12/14の未明から始まる選挙速報で、自民党も「万歳」をするだろうし、民主党もおそらく前回より議席を伸ばすから「万歳」なのだろう。
結果的に与党も野党も勝利してしまう全く不思議な選挙になってしまった。
おそらく、この選挙の敗者は“日本国民”である。たぶん勝ってしまうアベノミクスは、日本を奈落の底に突き落としていくだろう。嘘だと思う御仁は、堤未果氏の著作を読むことをお勧めする。
ワタシは、元々「円高論者」である。
もうこれ以上ドルが強くなることはありえないばかりか、ドル高を後押しするのは、歴史に棹さす“無駄遣い”である。
円安が進めば、日本はどんどん貧しくなる。
GDPを500兆円として、計算すると、
一ドル 80円時 6兆2500億ドル
一ドル100円時 5兆ドル
一ドル118円時 4兆2300億ドル
一ドル130円時 3兆8400億ドル
一ドル150円時 3兆3300億ドル
日本が円高の時には、日本のGDP、即ち、日本国民の力は6兆ドル以上あった。それが今や4兆ドル程に減少してしまっている。 差し引きで2兆ドルの減少だ。 日本の外貨準備高を遥かに超える富・力が消滅してしていったのだ。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/(参考サイト)
なんで、こんな政策を喜んで支持するのか全く意味がわからない。
こういう明らかに間違っている政策を是とする自民党が、選挙で80議席減らしても「勝利」してしまうのだ。
気分が悪くなるのも当然で、元気がなくなるのも当たり前である。
・・・・・とすべてが萎んでいるように見える日本だが、光は見えた!!!!!
松本晋一氏という企業経営者の記事から見つけてしまった。
まずは、その要点だけをコピッペ
■なぜわざわざ欧米のマネをするのか? 筆者の考える日本らしい経営の軸
日本は、存在自体が独自で稀有なのだ。わざわざ、欧米流の「大規模」「大量」「勝ち負け」の価値観に歩み寄る必要はなく、独自の価値観や土壌で成長していくことでも十分成功できるし、その方が理に適っているのだ。むしろ日本の軸を世界に広めることが、世界中に良い価値観を蔓延させ、好循環へと誘うことができると考える。
筆者の考える日本らしい経営の軸を、次に挙げる。
「大」よりも「小」
「量」よりも「質」
「面」よりも「線」
「効率」よりも「手間暇」
「論理」よりも「感性」
「組み合わせ」よりも「すり合わせ」
「速度」よりも「熟成」
「儲け」よりも「こだわり」
「成長」よりも「貢献」
規模=強さは否定しない。ある面、正しい。ただし、正しいから適しているとは限らない。肥大化する組織の中で歯車のように働くよりも、顔が見える 規模の組織を心がける。また、変化に対して俊敏に小回りよく対応する方が、日本には向いている。すでに大なる組織の場合は、大きいながらも「小なる」を常 に心がけるのが良い(「大」よりも「小」)。
新興国向けに「量」が求められる際に、経営合理化のために品質も落とすべきではないかとの議論もあるが、本当に「質」を落とさずに「量」が確保で きないならば、やるべきではない。「質」を維持しながら「量」が確保可能な新しい方法が発見されればやれば良い。重んじるべきは「質」である(「量」より も「質」)。
全方位的なラインナップを揃えるのではなく、自社の強みが活かせるシリーズに絞り、その領域で世界トップを狙う。点では弱すぎる(「面」よりも「線」)。
行き過ぎた「効率」は単調かつ創造性を阻害する。「手間暇」かけて取り組む姿勢も尊重する。この文化が、背後から忍び寄るライバルよりも先んじることとなる(「効率」よりも「手間暇」)。
何事も「論理」的に判断すると窮屈だ。ときには、「論理」で判断できない肌感覚的な判断の方が、結果につながることは多い。ソニーの「ウォークマン」などは、その最たる例だ(「論理」よりも「感性」)。 「すり合わせ」で編み出されたモノや技術が、成熟の過程で「組み合わせ」へと進化する。常に先を走るには、「すり合わせ」にこだわるべきだ。ただし、戦略的にこの両者をハイブリッドする姿が最近はトレンドだ(「組み合わせ」よりも「すり合わせ」)。
参考サイト
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya
http://diamond.jp/articles/-/61995
そうだよ、そうだよ、
我々教育界も 「効率」よりも「手間暇」であることは間違いない。「論理」よりも「感性」ではないが、両方を認めなければならない。「組み合わせ」よりも「すり合わせ」が大切であり、「速度」よりも「熟成」こそが教育の成果となり、「儲け」よりも「こだわり」が必要で、「成長」よりも「貢献」できる社会を目指しているのだ。
うううん、気持ちの中では光が見えた!!!!