テスト反省会 |
Tommy先生です。
ただ今、5/24(土)午前2時。 ○○中です。 ○○には校務に関することが入るので、正式には書けません。でも、あと120枚も残っています。ああああ、こんなに「記述問題」を出さねばよかったと後悔しています。(-_-)
“像の密猟増加”に対する論述は、今のところ誰一人出来ていません。「日本初の問題を必ず作る」と宣言してひねり出したものの、生徒が発想についてこれませんでした。 反省してます。 <(_ _)>
今回は、原発に関してもかなり突っ込んだ問題を出題しました。2011の震災から時が経ち、今年の入試には震災関係、原発関係の問題が小論文などで取り上げられるようになりました。その流れの中で、コレゾ!!!!!という問題を出題しています。 (*^_^*)
実は、「センター1年半前の法則」ってのがありまして、素人さんは“時事問題、時事問題”と騒ぎますが、「事実として確定」したものしか問題として成り立ちませんので、直ぐに時事問題が出題されることはありません。法律でも何でも1年半くらい経って、“ほとぼりが冷めた”頃から時事問題は出題されるのです。だから、今から考えるのは2012年くらいの時事問題ってことになりますね。
その逆で、もうはやどうでもいい昔の出来事なのに、教えるべき事柄もある。
その典型が、「京都議定書」であって、もはや気候変動枠組み条約の締結国会議(COP)など、第19回(2013年のポーランドワルシャワ)も行われ、全く白紙の状態といっていいくらいに各国ともやる気がないのに、1997年の第3回締結国会議(京都会議)だけは、議長国の男気と意地と見栄とでもって、日本にとって到底実現不可能な数値目標を取り込んで合意してしまった大失策は、今でも高校生にたたき込まなくてはいけない。(国際条約はきれい事では済まされないのだ!!!!) (>_<)
1年生恒例の、「都道府県名&県庁所在地名」は常識ヨ問題は、案の定珍解答が続出。
茨木県・妓阜県・取鳥県が頻出。ああ困った。予定調和としては、「先生、何で日本には県名と県庁所在地名が同じところと違うところがあるんですか?」という問いに対して、「それはね、明治維新の深い闇なんだ。維新政府にペコペコした所は、同じ名前を頂き、盾突いたところはショボイ場所を懸命県名させられたのさ」と教えることになるのだか、今の生徒には荷が重いかな。
ってなわけで、採点もやらずにブログってしまいました。