いるか |
ワタシが、センター試験やら入試検討会やらでうつつを抜かしている間、「いるか」問題が浮上していたらしいです。
ことの発端はこれ、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140120/k10014606281000.html
<貼り付け始め>
和歌山県太地町で行われているイルカの追い込み漁について、アメリカのケネディ駐日大使は「非人道性を深く懸念している」として反対する立場を表明しました。
アメリカのケネディ駐日大使は18日、ツイッターに「アメリカ政府は、イルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」と、日本語と英語で投稿しました。
東京のアメリカ大使館はNHKの取材に対して、「和歌山県太地町で、近くイルカの追い込み漁が行われるので反対してほしいという要望が、アメリカ大使館に国内外から多く寄せられた。ケネディ大使は動物好きで、追い込み漁を憂慮している」と述べ、投稿に至った理由を明らかにしました。
太地町のイルカ漁を巡っては、イルカ漁を批判的に描いたアメリカの映画「ザ・コーヴ」が2010年にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞し、海外からも注目を集めました。
ケネディ大使の投稿を受けて、ツイッターでは英語で賛同するメッセージが多く投稿されている一方で、日本語で反論する意見も寄せられていて、イルカの追い込み漁の賛否を巡る議論が続いています。
太地町の三軒一高町長は、今回のケネディ大使の投稿について「クジラやイルカの追い込み漁は昔から地元で行われているもので、学術的な根拠に基づき正当に行われている。古式捕鯨発祥の地として、これからもこの伝統を守っていきたい」と話しています。<貼り付け終わり>
今まで、「文化の違い」などと、授業では教えておりましたが、碩学K籐Y弘氏にまたまた、教えられました。
<貼り付け始め>
キリスト教は,ユダヤ教から分離したので,ユダヤ教の経典である旧約聖書と,イエス以後に書かれた新約聖書を経典とする.その旧約聖書には,今日では迷信ではと思われるさまざまな戒律が事細かく決められており,生理中の女性に触っちゃイカンとか,アレ食うな,コレ食うなの世界.
そのひとつが『すべて水に群がるもの、またすべての水の中にいる生き物のうち、すなわち、すべて海、また川にいて、ひれとうろこのないものは、あなたがたに忌むべきものである。』
イルカや鯨には鱗がない.
だから食ってはいかん.
よって,クジラやイルカを食って何が悪いとキリスト教の原理主義な人を説得するのは難しい.
宗主国様から派遣された駐日大使であるキャロライン・ケネディは,父親と同じ敬虔なカトリックであり,そこからあのイルカ猟へのイチャモンをつけたのではないかと推察しているのだが,
それに対して,牛や豚は殺してもいいのかと反論したってさ,キリスト教徒にはムダだってばw
ってかさ,外交に口出すんなら,支配者の宗教を学べよ.
<貼り付け終わり>
同じような論調は、「池田信夫のブログ」でも書かれている。
政治経済&倫理(を教え初めて3年)の高校教師として恥ずかしい。自分の無教養を謝りたい。
ちなみに、こういう記事もあるのだが、これは何となく感づいていた。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-947.html
<貼り付け始め>
最近は世界中でイルカの大量死やクジラの大量座礁が発生していますが、この件についてアメリカ海軍が正式に「自分たちの訓練や実験が原因」と認めました。
アメリカ海軍によると、「軍の使用している高感度ソナーなどの影響で、多数のクジラやイルカたちが方向感覚を失い、体に傷を負い、脳内出血が起こる」とのことで、発表されている犠牲となったイルカやクジラの総数は1万1000頭を超えています。
確かに近年発生したイルカやクジラの大量死を調べてみると、チリやペルーなどアメリカ海軍が自由に動ける場所で発生している傾向が多いです。
もちろん、全ての大量死にアメリカ軍が関係しているとまでは思いませんが、世界中で発生しているイルカやクジラの大量死の半分くらいは、「アメリカ海軍が引き起こしている」と言っても過言ではないでしょう。
現に、アメリカ海軍も「重症を負ったものは、11267頭」と認めているわけで、この数はあまりにも多すぎます。そういえば、日本の捕鯨活動に抗議をしていたシー・シェパードは、アメリカ海軍には抗議をしないのでしょうか?
1万頭を超える犠牲が出ているとか、日本の捕鯨数を遥かに超えていますよ(苦笑)。
☆イルカやクジラの大量座礁や大量死。米海軍がその関与を認める。訓練や実験による海中の爆音によるもの。
URL http://karapaia.livedoor.biz/archives/52141185.html
引用:
クジラやイルカが集団で海岸に大量座礁するというニュースが定期的に世間をにぎわしている。この原因は、米軍の潜水艦から発せられる大音響のソナー音にあるのではとかねてから指摘されていたが、ついに米海軍はこの事実を認めたそうだ。
米海軍の訓練や実験によって、器官に気泡が生じたりするほどの大音響が海に響き渡る。多数のクジラやイルカたちが、方向感覚を失い、体に傷を負い、脳内出血が起こる。
米海軍は近頃、環境影響研究報告を発表し、軍の訓練や実験がアメリカの東海岸、メキシコ湾、ハワイ、南カリフォルニアに生息する海の哺乳動物に壊滅的な影響を及ぼしている可能性を認めた。
海軍はこれらの海域で、アメリカ海洋大気圏局のプログラム準備のために実験を行ってきた。海軍の推定によると、模擬実験のせいで、東海岸沖で186頭、ハワイや南カリフォルニアで155頭のクジラやイルカが死んだ可能性があるという。さらに重症を負ったものは、11267頭にものぼり、方向感覚を失うなどの異常行動も多数確認されているという。
こうした海軍の見積もりに疑問を呈する者もいる。天然資源保護協議会(NRDC)の政策アナリスト、マイケル・ジャスニーは、それほど頻繁でない騒音でさえ、ヒゲクジラの採餌パターンを混乱させ、その個体数に悪い影響を与えることがあると指摘し、ソナー(音波探知機)訓練の後、ハワイ沖でおびただしい数のクジラが座礁した例をあげた。
:引用終了
☆Defiant Navy Releases Report that Shows Testing Could Kill Hundreds of Whales and Dolphins
URL http://inhabitat.com/defiant-navy-releases-report-that-shows-testing-could-kill-hundreds-of-whales-and-dolphins/
引用:
Imagine experiencing a noise so loud that it could cause not only disorientation, but also physical trauma and brain bleeding, as well as bubbles that form in your organs. This is a very real possibility for thousands of whales and dolphins exposed to US Navy training and testing. The Navy recently released a report containing data from two environmental impact studies which confirm suspicions that testing could have devastating consequences for marine mammals off the U.S. east coast, Gulf of Mexico, Hawaii, and southern California between 2014 and 2019.
Read more: Defiant Navy Releases Report that Shows Testing Could Kill Hundreds of Whales and Dolphins | Inhabitat - Sustainable Design Innovation, Eco Architecture, Green Building
The Navy conducted their research in preparation for an application to the National Marine Fisheries Service to allow testing in these waters. By the Navy’s estimations, their live simulations could kill 186 whales and dolphins off of the east coast, and 155 near Hawaii and southern California. Serious injuries for mammals off the east coast could number upwards of 11,267 with 1.89 million minor problems. Changes in behavior, such as disorientation and swimming in the wrong direction, are estimated to reach 20 million occurrences. For southern California and Hawaii, serious injuries are projected to hit 2,039, minor injuries, while 7.7 million instances of behavioral shifts are expected.
Read more: Defiant Navy Releases Report that Shows Testing Could Kill Hundreds of Whales and Dolphins | Inhabitat - Sustainable Design Innovation, Eco Architecture, Green Building
:引用終了
<貼り付け終わり>
朝から勉強になったでしょ。