富士市長選挙 |
全国的には全く取り上げられませんでしたが、昨日は富士市長選挙開票日。
<毎日新聞 2013年12月23日 01時00分(最終更新 12月23日 01時26分)>より貼り付け
選挙:静岡・富士市長選 前市議・小長井氏が初当選
任期満了に伴う静岡県の富士市長選は22日投開票され、無所属新人で前市議の小長井義正氏(58)が、同じく無所属新人で前県議の植田徹氏(64)を破り初当選した。投票率は39.59%だった。
小長井氏は商社勤務などを経て、97年から今年6月に辞職するまで市議。議長も務めた。5月に出馬を表明、9月に政策を発表した。市議の実績から「富士市政のスペシャリスト」と強調。徹底した行財政改革と人事管理▽民間プロジェクト公募制度導入▽規制緩和推進▽民間人と女性の登用−−などを主張した。小長井氏は「防災と医療、福祉と教育にしっかり取り組む。トップセールスによる企業誘致、民間活力の導入を図る」と抱負を述べた。
植田氏は、市長戦略室と戦略推進本部の設置▽都市活力再生ビジョン推進▽国・県政との連携−−などを主張したが及ばなかった。
小長井氏と植田氏はともに自民党籍。3期務めた鈴木尚市長の後継を争う12年ぶりの市長選だが、ともに保守系のため政策論争にはならず、盛り上がりに欠けた。【石川宏】
当41030 小長井義正<1>無新
38838 植田 徹 無新
という結果でありました。 小長井さんは、旧富士市内の商店街出身。植田さんは鷹岡地区出身で県議会議長。当初は、「植田さんで決まり」という声が大きかった気がしましたので、大逆転勝利ってところでしょうか?
しかし、注目すべきは、投票率。 なんと39.59%だそうです。この数字はいかにも“低い”。実は、富士市内も今回の選挙は全く盛り上がりに欠けていました。
ところがところが、この35.59%でも、前回と比較すると、12%のアップなんです。前回の投票率は27%
これは、ひどい。フランスでは再選挙が行われているはずです。
これが、富士市長選の記録。
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/ct/other000050500/25touhyouritsu.pdf
さきほどのPDFファイルを見ると、富士市は市長選に関心がない。ことが手に取るようにわかります。投票率が72%だったのは、平成元年の選挙。このときには鈴木清見さんが初当選したのですが、その以来、ほとんどが50%以下の投票率。
現鈴木尚市長が、鈴木清見氏を破った時でさえ、50.59%・・・・・
なんなんでしょうこの数字は?
ちなみに、お隣の富士宮市の市長選は
http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/senkyo/touhyouritusuii.htm#shicho
表を見ると、50%台を記録したことが過去2回しかありません。それ以外はすべて60%以上!!!!
富士市と富士宮市はお隣の町なの何でこうも違うのか?
・・・・どうやら、他の市長選の投票率の覗いたのですが、富士宮が異常に盛り上がっているっぽいです。
ということで、全然盛り上がらなかった市長選挙。しかしながら、富士市という町は全国的に見ても極めて貴重な町なんですよ。
1)日本一高低差がある。3776m
2)東海道の要所である。
3)トイレットペーパーのシェア32%で日本一
4)海岸には日本一の巨大堤防
5)他の街の住人から、「臭い」と必ず言われる街
6)富士山を見て、絶対「あっ富士山だ」と言わない街
7)新幹線の鈍行駅がある。
さて、あと8年間くらいは、地味な富士市で我慢してください。8年後の富士市長選挙は、盛り上げましょう・・・・・ワタシが・・・・・・・(今のところ、38%は冗談ですが、62%は本気)
選挙公約は、富士市民の税金を使って、1年に一回、富士山の裾野で巨大プロジェクションマッピング!
・・・・もう日本中がが大騒ぎだ!!!!!
というのはどうでしょう?